サイズが合わなくなったら?結婚指輪のサイズ直し&セカンドマリッジの選択肢
- 2025.04.02
- コラム

「結婚指輪は一生ものだけど、サイズは変わることもある」
こんにちは。チャームスジュエリーです。
皆さんは、結婚指輪を購入する時に、サイズが合わなくなった時のことを考えていますか?
本記事では、購入前に覚えたいサイズ直しを紹介します。
ぜひ、サイズ直しへの理解を深め、安心してお気に入りの結婚指輪を手に入れて下さい!
目次
1. そもそもサイズ直しは必要?
結婚指輪の購入後、サイズ直しは必要になるのでしょうか?
指のサイズは変わる
指のサイズは、結婚生活中に、変わる方がほとんどです。
指輪を購入される皆さんには、
- 生活環境が変わる方
- 仕事が変わる方
- 身体が成長過程の方
など、サイズ変化の事情があります。
また、女性に限っては、妊娠・出産があります。
サイズ直しが必要なタイミング
以下の症状が現れ始めたら、サイズ直しを検討する必要があります:
- 指輪が回る
- きつくて痛い
朝夕の変化もありますが、1日を通して気になる場合、気軽に専門家に相談すると良いです。
実際は、結婚式までに一度サイズ直しを行われる方も、普通にいらっしゃいます。
2. 結婚指輪のサイズ直し、どこでやるべき?
では、どういった場所で、サイズ直しを依頼すればよいのでしょうか?
具体的に、解説します。
買ったお店に相談しよう
サイズ直しの相談は、購入したお店に相談して下さい。
購入したお店が、アフターケアを行ってくれる場合、無償サービスや親身な相談に乗ってもらえるはずです。
また、指輪に対して必要な情報を持ち合わせています。
職人と直接話せるお店がおすすめ
サイズ直しに不安のある方は、職人がいるお店をおすすめします。
職人は、指輪のサイズ直しを熟知しており、納得のいくまで説明してもらえます。
一方、小売店の店頭スタッフは、基本的に販売専門のため、サイズ直しの詳細は専門外であることが多く注意が必要です。
実際に、職人のいない小売店は、サイズ直しを別のお店に依頼していることが多いです。
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3. サイズ直しの工程
では、どのようにサイズ直しは行われるのでしょうか?
サイズ直しの不安解消のため、詳しく解説します。
①指輪を切断
まず、指輪の目立たない部分を切断します。
切断は、現在のサイズ直し工程で、必須です。
サイズを小さくする場合は、減らす分のリングをここで取り除きます。
②素材を足す
サイズを大きくする場合は、増やす分のプラチナやゴールドを、切断部分に足します。
サイズを日本基準で1号大きくする場合は、約1mmのプラチナやゴールドを追加します。
③つなげる
リングの切断した部分を、つなげます。
つなげる場合は、素材を溶かす必要があります。
しかし、実際は指輪を溶かさずにつなげます。
溶かさずにつなげる方法は割愛しますが、指輪が溶ける手前の温度で、プラチナは1,500℃前後、ゴールドは800℃下まで加熱します。
④リングを真円に戻す
芯がねという丸棒に通して、歪んだ指輪を木槌で叩き、真円に戻します。
⑤つなぎ目を削る
つなぎ目を、ヤスリなどで削ります。
⑥研磨
つないだ部分を、磨いて輝かせます。
⑦最終チェック
以下を最終チェックして、サイズ直しは完了です:
- リングが指定サイズになっているか
- つないだ部分に痕跡が残っていないか
- ダイヤモンド入りの場合、石が外れそうになっていないか
4. こういう時はサイズ直しできない!
しかし、サイズ直しにはできない場合があります。
その3つの例を紹介します。
エタニティリング
エタニティリングは、サイズ直しできません。
エタニティリングをどうしてもサイズ直ししたい場合は、一からの作り替えになってしまいます。
サイズ直しできない理由は、エタニティリングに360°一周ダイヤモンドが入っており、
- リングを切断できる場所がないこと
- サイズ直ししたら石が緩むリスクが高いこと
などが挙げられます。
誕生石入りのデザイン
リング内側の、見えない部分に誕生石が入るデザインです。
サイズ直し不可ではありませんが、一部できないものがあるため、サイズ直しが気になる場合は必ず専門家に相談して下さい。
(リング内側で誕生石のセッティングが浅いと、せっかくの石が外れてしまうリスクなどがあるためです。)
素材不明な指輪
プラチナやゴールドなど、指輪の素材が分からない場合は、サイズ直しできない可能性が出てきます。
加熱の工程があるため、その際に、指輪の溶ける温度がわからないためです。
指輪は、必ず素材名のわかるものを購入して下さい。
5. 何回もサイズ直しするなら、セカンドマリッジという選択肢も
サイズ直しが複数回に亘りそうな場合、サイズ直し以外の選択肢を紹介します。
5年後・10年後に新しい指輪を作る人も増えている
近年は、結婚5年以上の記念日に、結婚指輪を作り直すご夫婦も増えています。
サイズ直しを繰り返すと耐久性が低下
サイズ直しは、アフターサービスで無償のお店もあり、気軽に利用できます。
しかし、サイズ直しを繰り返すと、指輪が破損するリスクも高まります。
切断したり、削ったりするため、指輪が脆くなり、ダイヤモンドが外れたり歪みやすくなったりするのです。
「今の好み」と「未来の好み」の変化
“セカンドマリッジリング”も、選択肢として考えられます。
指輪を装着した経験から、次のデザインを考えたり、プラチナからゴールドに変えたりもできます。
5年後・10年後は、デザインへの考えが変わるかも知れません。
6. まとめ
結婚指輪の購入後、指のサイズは変化することが多く、指に違和感を覚えた時にはサイズ直しを検討して下さい。
サイズ直しは、購入店に相談することがおすすめです。
初めはサイズ直しに抵抗があるかも知れませんが、指輪ではよく行われる工程ですので、結果的には綺麗に仕上げてもらえます。
ただし、エタニティリングはサイズ直しができませんので、ご注意ください。
一方で、サイズ直しは気軽にできる反面、複数回行う場合は耐久性がみるみる落ちていきます。
サイズ直し自体にどうしても抵抗のある方や逆に何回も行うことを予定している方は、未来の結婚記念日に、セカンドマリッジリングを作ってみるのはいかがでしょうか?
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