指輪がきついと感じたら?原因と正しいサイズ感・抜けない時の対処法を解説
- 2025.05.21
- コラム

最近、いつもはめている指輪が「きついかも…」と感じることはありませんか?
結婚指輪や婚約指輪など、大切な指輪がきつく感じると、「サイズが合っていないのかな?」「このまま着け続けても大丈夫?」と不安になりますよね。
実は、指のサイズは体調の変化で微妙に変わります。
きつく感じたら、サイズ直しすべきかどうかを、まずは判断しなくてはいけません。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
この記事では、指輪がきつくなる原因やピッタリなリングサイズの判断方法を解説します。
さらに、サイズ直しの必要性や、どうしても指輪を外せない時の外し方まで、安心して身に着け続けるための知識を紹介します。
目次
指輪がきつい…その原因とは?
指輪がきついと感じるのには、いくつかの理由があります。
指サイズの変化
結婚指輪や婚約指輪などがきついと感じるのは、指のサイズが変化したことが原因になっている可能性があります。
指のサイズは、体の体調の変化によって、変わることが最も多いです。
例えば、
- 体重の増加
- 水分が溜まることによる手のむくみ
- 妊娠
などによって、指のサイズが太くなり、きつくなることがあります。
指輪のサイズが合っていない
指輪がきついと感じるのは、購入した際のリングサイズが合っていなかったことも、原因の一つとして考えられます。
リングサイズが、ご自身の指のサイズに対して小さい場合です。
リングサイズが合わない場合、無理に指輪をはめていると、指がうっ血して腫れたような状態になる可能性もあります。
ピッタリなリングサイズとは?|きつすぎ・緩すぎの見分け方
ビッタリなリングサイズは、どのような状態なのかを、さまざまな視点から解説します。
指の形状を知る
指は、人によって形状が異なり、それぞれ指サイズの把握の仕方が異なります。
指の形状は、主に、
- 関節が太い場合
- 指の根元が太い場合
の2つがあります。
1の関節が太い場合は、関節の一番太い部分が、指のサイズになります。
関節の一番太い部分を基準にするため、指輪が関節を通過すると、指が細い部分にきて回りやすくなる特徴があります。
関節が太い人は、最も多いです。
2の指の根元が太い場合は、一番奥の根元でピッタリとはまる部分が、指のサイズになります。
指の根元が太い場合は、指先に行くほど、細くなる特徴があります。
ピッタリなリングサイズの状態
ピッタリなリングサイズは、指輪を抜くのに、少し苦労するぐらいがちょうど良いです。
ピッタリなリングサイズは、指の形状によって異なります。
そのため、ピッタリなリングサイズを把握するには、自身の指の形状を把握してから確かめて下さい。
きつすぎる状態
指輪がきつすぎる状態は、自身が、「きつい」と感じる状態です。
そこから、痛みや指が赤くなってくる症状が現れると、完全にきつすぎる状態といえます。
指輪がきつすぎる状態は、個人差があります。
そのため、判断が難しい場合は、「ピッタリのリングサイズなのかどうか」を、購入したお店などへ相談してみて下さい。
緩すぎる状態
緩すぎる状態は、指輪が指から簡単に外れる状態です。
具体的に、
- 手を水に濡らした時
- 手を軽く振った時
などに、指輪が外れそうになるのは、明らかにリングが緩すぎる状態です。
指輪の緩すぎる状態では、リングが両サイドの指に強く当たります。
そのため、長く身に着けているうちに、痛痒くなる症状も現れる可能性があります。
サイズ直しが必要なサインとは?
サイズ直しが必要な状態と、実際にサイズ直しをする場合、どのように加工されるのかを紹介します。
サイズ直しが必要な場合と放置することのリスク
指輪が「きつすぎる状態」や「緩すぎる状態」では、サイズ直しを検討して下さい。
「きつすぎる状態」と「緩すぎる状態」は、前項の説明の通りです。
また、指輪を着用していて、指に血がたまったように赤くなってきたら、できるだけ早く指輪を外して下さい。
放置した場合、指が腫れてきて、指輪が抜けなくなってしまいます。
リングを続けて着用する場合は、指輪をサイズ直しに出しましょう。
サイズ直しって実際どうなの?
サイズ直しは、指輪を購入した店舗又は指輪の加工に強い専門店に相談します。
初めはサイズ直しに抵抗があるかも知れませんが、指輪ではよく行われる工程ですので、結果的には綺麗に仕上げてもらえます。
サイズ直しでは、指輪を切断して、切断部分にリングサイズを大きくする分の素材を追加してつなげます。
職人の技術によって、つなげた部分は、綺麗に磨かれて加工されます。
サイズ直しが完了したリングは、ダイヤモンドが外れやすくなっていないかなどを確認して、依頼する前と見た目が変わらない状態に仕上がって、手に届きます。
サイズ直しをすることで、きついと感じていた指輪などを、その後もピッタリのサイズで着用できます。
サイズ直しを詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧下さい:
結婚指輪のお悩みは、ぜひご相談を。
こんな悩みをお抱えの方にオススメ
- 結婚指輪のデザインを知りたい
- かさね着けしたい!
- 結婚指輪の悩みを専門家に聴いてほしい…
- オーダーメイドに興味がある
まずは来店予約から
指輪が抜けないときの対処法
指輪がきつい上に、抜けなくなってしまった時の対処法を、一覧形式でそれぞれ紹介します。
①基本的な外し方
まずは、基本的な外し方を行います。
手順1
指輪を着けた指を、台の上に乗せて、関節を軽く曲げる。
手順2
片方の手で、指輪を手の外側に押し上げる。
そして、指とリングの間に隙間を作る。
手順3
前の手順での状態のまま、指輪を左右にずらしながら外す。
②石けん・ハンドクリームを使う
基本の外し方で外れなかった場合は、石けんやハンドクリームを使った方法を行います。
石けんやハンドクリームを用いて行う方法ですが、ここでは、ハンドクリームを使った方法を解説します。
ただし、パール(真珠)付きの指は、変色の恐れがあるため、控えて下さい。
手順1
ハンドクリームを、指輪をはめている指に少量乗せます。
手順2
乗せたハンドクリームを、指輪と指の隙間やその周りになじませます。
手順3
指輪を左右にずらすことと、指輪に皮膚が付いてこないように指の根元の皮膚を反対の手で押さえることを繰り返しながら、指輪を外す。
③どうしても抜けない場合
どうしても指輪が抜けない場合は、リングを切断して外す方法があります。
多くのジュエリーショップには、着用した状態でもリングを切断できる専用器があります。
そのため、自身で無理に抜こうとせず、近くのジュエリーショップに一度相談しに行くことをおすすめします。
ただし、切断した後も指輪を着用したい場合は、切断前に、その旨を伝えましょう。
切断した後の指輪を修理加工するため、切断する箇所の判断が必要です。
まとめ
本記事をまとめると、以下の通りです:
- 指輪がきつい…その原因とは?:
-指サイズの変化→体調の変化によって、変わることが最も多い
-指輪のサイズが合っていない→指輪が、指のサイズに対して小さい - ピッタリな指輪サイズとは?|きつすぎ・緩すぎの見分け方:
-指の形状を知る→関節が太い場合と指の根元が太い場合があり、それぞれ指サイズの把握の仕方が異なる
-ピッタリな指サイズの状態→指輪を抜くのに、少し苦労するぐらい
-きつすぎる状態→「きつい」と感じ、指が赤くなってくる症状が現れると、完全にきつすぎる状態
-緩すぎる状態→指輪が指から簡単に外れる状態 - サイズ直しが必要なサインとは?
-サイズ直しが必要な場合と放置することのリスク→前項の「きつすぎる状態」や「緩すぎる状態」では、サイズ直しを検討する。また、指に血がたまったように赤くなってきたら、できるだけ早く指輪を外す。放置すると抜けなくなることもある
-サイズ直しって実際どうなの?→指輪を購入した店舗に相談し、サイズ直し後はピッタリ合うサイズで着用できる - 指輪が抜けないときの対処法:
-基本的な外し方→手順1~3を参照
-石けん・ハンドクリームを使った方法→手順1~3を参照
-どうしても抜けない場合→指輪をカットして外す方法がある。続けて着用する場合はその旨を伝える
指輪がきついと感じるタイミングは、購入後すぐや、着用してしばらく経ってからなど、人によって様々です。
指輪を着用し慣れていない人は、初めはきついと感じるかもしれません。
しかし、サイズ直しが必要な場合には、少なからず、指が赤くなるなどの症状が現れます。
指輪には、基本的な抜き方やハンドクリームを用いた抜き方がありますが、それでも抜けない場合は、専用の機器でリングを切断して抜きます。
サイズ直しをした方が良いかなど、わからない場合は、購入したお店や近くのジュエリーショップに気軽に相談してみて下さい。
解決策や対処法を教えてもらえるはずです。
この記事を見て、安心して指輪を身に着けてもらえるようになれば幸いです!
結婚指輪のお悩みは、ぜひご相談を。
こんな悩みをお抱えの方にオススメ
- 結婚指輪のデザインを知りたい
- かさね着けしたい!
- 結婚指輪の悩みを専門家に聴いてほしい…
- オーダーメイドに興味がある
まずは来店予約から
こちらもおすすめ