リングゲージの使い方完全ガイド|正確な指輪サイズの測り方を丁寧に解説
- 2025.06.06
- コラム

指のサイズを測るための道具であるリングゲージを目にしたことはありませんか?
実はこのリングゲージ、ただ指にはめるだけでは、正しいサイズを測れません。
ちょっとした使い方のポイントを押さえることで、指輪の着け心地や抜けにくさが大きく変わります。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
この記事では、リングゲージの正しい使い方やサイズ選びのコツ、注意点まで、丁寧に解説します。
結婚指輪や婚約指輪を安心して選ぶためにも、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
リングゲージとは?
リングゲージは、指輪のサイズを測るための専用道具で、宝飾品店には必ず置いてあります。
指輪を購入する際に、使用する道具のうちの一つです。
リングゲージは、一般的にも購入できますし、店舗によっては無料貸し出しのサービスを行っています。
リングゲージに一つ一つ表記されている数字は、日本基準のサイズ単位である、号数(JCS規格)です。
リングゲージの一つ一つは、日本基準のサイズ1号ごとに差があり、直径で3分の1ミリ(≒0.3mm)ずつ違いがあります。
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チャームスジュエリーとは?
- 1996年創業名古屋のジュエリーブランド。
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リングサイズを測る背景
リングサイズを測る背景には、様々な目的があります。
最も重要な目的は、購入する前に、正確な指輪のサイズを知ることです。
もし、購入した後に、指輪がきつすぎたり緩すぎたりした場合は、放置しておくと何らかのトラブルにつながる可能性があります。
また、もう一つの目的は、指輪をサイズ直しする際に、注文するサイズを決めることです。
指輪のサイズ直しは、自身の指がむくみなどの体調変化により変わり、指輪がきつくなったり緩くなったりすることから、必要になります。
サイズ直しが必要になった際、自身の変化した指のサイズを改めて計測することになります。
サイズを測る前に把握したい「指の形状」
サイズを測る前に、一つ確認しておきたいことが、指の形状です。
指は、人によって形状が異なります。
そのため、リングサイズは、人によって測る場所が異なってきます。
指の形状は、
A. 関節が太い場合
B. 指の根元が太い場合
の2つあります。
Aの関節が太い場合は、関節の一番太い部分が、指のサイズになります。
関節の一番太い部分をリングサイズとするため、指輪が関節を通過すると、指が細い部分にきて回りやすくなる特徴があります。
なお、関節が太い人は、最も多いです。
Bの指の根元が太い場合は、一番奥の根元でピッタリとはまる部分が、指のサイズになります。
指の根元が太いと、指先に行くに従って、細くなる特徴があります。
リングゲージの使い方
では、リングゲージで、指のサイズを測る方法を解説します。
リングゲージには基本的な使い方があり、計測にはあまり時間を要しません。
使い方の手順を、4段階で紹介します。
手順①
まずリングゲージをばらします。
手順②
確実に入る大きめのサイズから試し、だんだんと小さいサイズを試していきます。
なお、リングを入れるときは、無理に入れず、指にスルッと入るサイズから少しずつ小さくして試してください。
手順③
皮膚が持ち上がり、指輪を降っても簡単にずれない程度のサイズになれば、それが理想のサイズになってきます。
手順④
適切なサイズであるかどうかを確認するため、手を握ったり、開いたりして、着け心地が悪くないか確かめて下さい。
特に結婚指輪を購入する際は、長時間の装着を想定して、入念に窮屈感などないか試しましょう。
サイズが合っていなければ、日常生活で外れやすくなったり、うっ血の原因にもなるためです。
最終的に着け心地が悪くなければ、号数を確認して下さい。
ちょうど良いリングサイズとは?
ちょうど良いリングサイズの状態であれば、実際の指輪をはめた時、指輪を抜くのに、少し苦労するぐらいの状態になりす。
指輪を購入した後や、サイズ直しした指輪が戻ってきた後に装着してみて、ぴったりのサイズになっているかどうかを確認して下さい。
指輪のデザインを考慮したサイズの決め方
実は、指輪は、すべてをリングゲージで測ったサイズ通りに購入すればよい、という訳ではありません。
よくあるケースが、リング幅の太い指輪のサイズです。
使用したリングゲージよりも幅の太い指輪を購入する場合は、指の形状を考慮しながら、測定したサイズよりも大きめのサイズを選びます。
特に、男性用の結婚指輪では、カジュアルな印象の幅広なデザインを選択する場合があります。
リングゲージで計測した号数と同じサイズにすると、長時間着用しているうちにきつく感じることがよくあるため、少し緩めになるサイズを選ぶと良いと思います。
国によるリングサイズの違いに注意
日本にはあまり普及していない海外メーカーの指輪を購入する場合や、海外で指輪を購入する機会のある場合は、国によるリングサイズの違いに注意する必要があります。
リングサイズは、単位の号数が、世界共通ではありません。
例えば、イギリスのリングサイズは、「K」、「L」、「M」などのアルファベットです。
また、アメリカのリングサイズは数字で表されますが、そもそもサイズの基準になる大きさはミリ(mm)ではなくインチ(in)を使うため、日本基準の号数とアメリカの数字は一致しません。
そのため、リングゲージで計った号数は、基本的に日本国内のお店で指輪を購入する場合に限って適用できます。
まとめ
リングゲージは、指輪のサイズを測るための専用道具で、宝飾品店には必ず置いてあります。
リングゲージには、正しく使って精度の高い測定ができる、基本的な使い方があります。
しかし、指の形状が人によって異なったり、購入するリングが幅広の場合があるなど、ちょうど良いサイズの指輪を購入するには、条件に合った調整が必要です。
自身で行ったリングサイズの測定結果に不安があったり、より正確な測定をしたいという場合には、ジュエリーの専門店で測定してもらうことをおすすめします。
これから購入する指輪が、ピッタリのサイズで身に着けられることを祈っています!
結婚・婚約指輪のお悩みは、ぜひ無料相談を。
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