婚約指輪とは?価格から特徴まで完全解説
- 2025.01.17
- コラム

「婚約指輪って実際どんなもの?」
「どんな指輪が喜ぶだろう?」
こんにちは。創業して29年間、婚約指輪を作り続けてきたチャームスジュエリーです。
婚約指輪を「いざ購入しよう」と思っても、情報が多く、なかなか手を付けにくいですよね。
この記事では婚約指輪を分かりやすく紹介し、購入前に役立つ情報をお届けします。
ぜひ、婚約指輪のことをよく知って頂き、お二人にとって特別なものを手に入れて下さい!
目次
婚約指輪は「結婚の約束」の象徴
指輪には、ファッションリングやカレッジリングなどさまざまな種類があります。
その中で婚約指輪は、男性がプロポーズの際に、女性に贈る特別な指輪です。
相手からプロポーズを受けた女性は、婚約の証として、受け取った指輪を身に着けます。
そのため、「結婚の約束」を象徴する指輪と考えられています。
婚約指輪の価格
婚約指輪の平均価格は、30万~40万円です(2024年12月時点)。
しかし、宝石や素材、デザインなどの違いから、20万円台の指輪もあれば100万円以上のものもあります。
婚約指輪の価格は、非常に幅広いです。
婚約指輪のメインはダイヤモンド
使用する宝石は、ダイヤモンドが主流です。
ルービーやサファイア、エメラルドのように、価値の高い素材です。
ダイヤモンドは気軽に買えず、婚約指輪でも価格を大きく占めます。
そのため、婚約指輪一本の価格は、ダイヤモンドが決めるようなものです。
しかし、ダイヤモンドは一体、“何が”違うのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
ダイヤモンドの形
丸い円形のカット
まず違うのが、形です。
定番は、円形だと思います。
円形は、最も一般的であり、多くの婚約指輪に採用されています。
ちなみに、円形のダイヤモンドには、「ラウンドブリリアントカット」といいう名称があります。
「光輝く」や「すばらしい」といった意味を持ち、物理的にも効率よく光が反射して、圧倒的な輝きを生むように計算されたカットです。
販売店では、「ラウンドカット」や「ブリリアントカット」と言われることもあります。
その他のカット
ほかにも、楕円や四角、さらにはハートなどの形があり、一つ一つ個性的な魅力があります。
しかし、円以外の形は、次のことを注意しなくてはいけません:
- 比較的在庫が少ないこと
- 価格が特殊であること(事情が多いため)
- 縦横バランスを見なくてはいけないこと(etc…)
円以外の形は、難易度が高いため、最初からはおすすめできません。
他には何が違うのか?
形のほかに、ダイヤモンドは何が違うのでしょうか?
もう一つ考えられるのは、大きさです。
大きさは、目で見ても確認できます。
しかし、もう一つ違うものがあります。
ダイヤモンドは、実は一つ一つが、専門機関で分析されます。
その分析で明らかになるのは、大きさと、品質です。
品質は、「鑑定書」や「ソーティングメモ」といったレポートに記載されて、ダイヤモンドとセットで販売されます。
ダイヤモンドの品質は、価格にも影響するため、見た目が類似していたとしても選ばなくてはいけません。
実際にダイヤモンドは、大きさと品質を見ながら選ぶことになります。
ダイヤモンドの選び方を詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧下さい:
なぜダイヤモンドを選ぶのか?
では、なぜ、わざわざダイヤモンドを選ぶのでしょうか?
その理由を推察していきます。
1.ダイヤモンドの石言葉に意味がある?
園芸の花に「花言葉」があるように、宝石にも「石言葉」というものがあります。
ダイヤモンドの石言葉は「永遠の愛」「かたい絆」。
プロポーズの真剣な気持ちを、言葉だけでなく形にして伝えたいとき、このダイヤモンドの意味は彼女への思いにピッタリ合います。
2.硬さに意味がある?
宝石などの鉱物には、硬さを表す指標として「モース硬度」があります。
柔らかいものから硬いものの順に1~10までの段階で評価され、ダイヤモンドは、最大値の10です。
ダイヤモンドは地球上でもっとも硬いとされ、「壊れない愛」や「かたい絆」を表現できます。
3.特別感が強い?
ダイヤモンドは、地球上において採掘が難しい物質です。
形を整える加工も手間がかかります。
天然由来のダイヤモンドに、この世に一つとして同じものはありません。
ダイヤモンドを贈られたお相手は、特別感を覚えられます。
婚約指輪のお悩みは、ぜひご相談を。
こんな悩みをお抱えの方にオススメ
- デザインや目安を知りたい
- 彼女に喜ばれる指輪を選びたい!
- 婚約指輪をスムーズに作りたい
- 婚約指輪の悩みを専門家に聴いてほしい…
- オーダーメイドに興味がある
まずは来店予約から
婚約指輪は何色を選ぶといい?
プラチナとは
婚約指輪は純白で強い輝きを持つ貴金属で作られていることが多く、それらはプラチナ(元素記号:Pt)です。
ジュエリーのプラチナは、アクセサリーのシルバー(元素記号:Ag)に比べて“2倍の重さ”があり、手に取ると小ささの割に重厚感を覚えます。
婚約指輪とアクセサリーの違いに、もし興味があれば、以下の記事をぜひご覧下さい:
婚約指輪にはプラチナを選ぶといい?
婚約指輪は、広くはイエローゴールドなども用いられますが、初めはプラチナを検討することが一般的です。
その理由には、次のようなことがあります:
- プラチナの持つ純白の輝きはブライダルと相性が良い
- 素材として希少であり特別感を覚えられる
- プラチナは錆びることがなく、年月が経っても変わらず輝き続ける(etc…)
以上から、プラチナは「永遠の愛」の象徴として、婚約指輪に相応しいです。
婚約指輪のデザイン
次に、婚約指輪のリング枠に当たる、デザインを解説します。
いくつかある婚約指輪のデザイン
路面店を訪れると、店内には多くの婚約指輪が並んでいます。
しかし、デザインは、いくつかに分けて考えられます。
それぞれのパターンを、まずは見ていきましょう。
ソリテールリング
ソリテールリングは、ダイヤモンドが1粒セッティングされたシンプルなデザインです。
定番で、装飾が少なく価格も抑えられます。
ソリテールリングは、多くあるデザインのなかで、最も選ばれています。
ソリテールリングを詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧下さい:
メレダイヤモンド
リングに小さなダイヤモンドを多くあしらった婚約指輪のデザインです※。
ソリテールリングに比べて、全体から繊細な輝きが放たれ、身に着けると華やかな印象を放ちます。
メレダイヤモンドは、人気のあるデザインです。
※)特に決まった呼称がなく、便宜上「メレダイヤモンド」と呼びました。小さなダイヤモンドは、0.05ct以下が多いです。
取り巻きリング
取り巻きリングは、メインのダイヤモンドを一周して取り囲むように小さなダイヤモンドがあるデザインです。
全体的に、豪華な印象を演出できます。
メインが大きく見えるため、選んだダイヤモンドよりも、大きく輝いて見えることが特徴です。
取り巻き(=ヘイロー)リングに、もし興味があれば、以下の記事もぜひご覧下さい:
トリロジーリング
トリロジーリングは、メインの両脇に、大きめの石をセッティングしたデザインです。
合計3石の引き立つ宝石がセッティングされます。
近年、よく見られるデザインです。
ダイヤモンドのセッティングにも注目!
放たれる印象が変化する
ダイヤモンドを上から見た際に多いのが、固定部分がポイント状になっているものです。
そのポイントを、“爪(つめ又はプロング)”と言います。
爪は、数の違いで、身に着けた時の印象が変わります。
実際に、爪の数の違いを見てみましょう。
4本爪
シンプルでモダンな印象になります。
ダイヤモンドの美しさが際立ちます。
石の周囲が広く見え、ダイヤモンドがより大きく見えるメリットが生じます。
幅広く人気です。
5本爪
個性的でクラシックな印象になります。
少し珍しいデザインで、特別感を覚えます。
4本爪よりも固定力が強くなりつつ、ダイヤモンドの輝きを邪魔しない、絶妙なバランスを魅せます。
6本爪
エレガントでクラシックな印象になります。
伝統的な婚約指輪のスタイルです。
ダイヤモンドをしっかり固定できて安心感があり、細い爪にすれば石の輝きを損なわずバランスが良くなります。
6本爪に興味のある方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧下さい:
8本爪
華やかで豪華な印象になります。
ダイヤモンドの周囲に装飾感が加わります。
最も固定力が高く、大きなダイヤモンドや高価な石に適するようになります。
クラシックな印象が強く、ヴィンテージ風にも見えるようになります。
ポイント状ではないセッティングもあり
爪以外にも、他のセッティングがあります。
多いのは、ダイヤモンドの輪郭全てを、一周するように固定されたセッティングです。
爪に比べて石が安定し、デザインもシンプルな傾向があります。
しかし、費用が掛かることや、ダイヤモンドを覆われることがあります。
大きめのダイヤモンドが小さく見えるということもあるため、その点は、注意が必要です。
まとめ
婚約指輪は数あるジュエリーのなかでも「結婚の約束」を象徴する指輪と考えられていることから、さまざまな意味合いを持つダイヤモンドとプラチナを用いることが慣習です。
ダイヤモンドは、婚約指輪で重要な要素であり、大きさと品質を見ながら選びます。
婚約指輪は「一生モノ」であり、リング枠は改作が可能ですが、ダイヤモンドは永く愛用されます。
大きさも重要ですが、ダイヤモンドは品質を重視するとよいのではと私どもは考えます。
永く愛用する特別な婚約指輪を、ぜひお探し下さい!
婚約指輪のお悩みは、ぜひご相談を。
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