婚約指輪のメレとは?華やかさを引き立てる装飾と、エンゲージリングの失敗しない選び方&おすすめ商品紹介
- 2025.05.20
- コラム

婚約指輪を探していると、「全体がキラキラ輝いていて、きれいだな」と思ったことはありませんか?
それらには「メレダイヤ」と呼ばれる小粒のダイヤモンドがあしらわれていて、ブライダルやエンゲージリングに繊細な輝きと華やかさを加えてくれます。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
本記事では、メレダイヤの魅力や選び方、当店でおすすめのメレ付き婚約指輪のデザイン一覧をご紹介します。
「シンプルなソリテールと迷っている」や「華やかな指輪も検討したい」という方に、ぴったりの内容です。
目次
そもそも「メレダイヤ」って何?
「メレ(英:melee)」は、「メレダイヤモンド」の略称で、小粒のダイヤモンドのことを意味します。
メインのダイヤモンドとは別に、鑑定書やソーティングメモは付きません。
カラット数での定義は、店舗やブランドによってさまざまですが、0.1カラット未満のダイヤをメレと呼んでいます。
大きさは、1.0~2.0ミリ台がメインに使われます。
婚約指輪で、価値や魅力を高める、重要な素材です。
価格
メレは、婚約指輪で、メインのダイヤモンドの次に価格の高いパーツによくなります。
婚約指輪は、平均価格が20~40万円と言われており(2024年12月現在)、そのうち最も多くを占めるのがメインのダイヤモンド、次いでメレが占めることになります。
メレを装飾すると、
①メレ自体の価格
②セッティングする費用
の2つが掛かります。
そのうち、「①メレ自体の価格」は、
- 店舗
- カラット数
によって異なります。
メレの品質がお店によって異なるため、店舗によって、価格が変わります。
また、カラット数は、婚約指輪のデザインによって変わります。
「②セッティングする費用」は、カラット数が増えるほど、高くなります。
ソリテールリングとの比較|どちらがいい?
メレを使った婚約指輪は、よく、ソリテールリングと比較されます。
なお、ソリテールリングは、ダイヤモンドが1粒セッティングされた最も選ばれている婚約指輪です。
メレを使った婚約指輪の特徴を、ソリテールリングと比較しながら紹介します:
価格感:
ソリテールリング→価格を抑えやすい
メレを使った婚約指輪→ソリテールリングより高額になりやすい
ダイヤモンドの特徴:
ソリテールリング→1粒ダイヤが際立つ
メレを使った婚約指輪→メインダイヤとの大きさのグラデーションが魅力的
デザインの方向性:
ソリテールリング→シンプル
メレを使った婚約指輪→華やか又は豪華
かさね着け:
ソリテールリング→エタニティリングと重ね着けしやすい
メレを使った婚約指輪→多様な結婚指輪と重ね着けしやすい
価格感
メレを使った婚約指輪は、ダイヤモンドが増える分、高額になりやすいです。
ソリテールリングは、メインのダイヤ1粒で価格が決まります。
メインのダイヤモンドは、婚約指輪で価格を最も左右します。
ソリテールは、メインのダイヤを高品質にするデザインのため、条件によってはダイヤモンドの影響で高額になります。
そのため、ソリテールとメレを使った婚約指輪の価格が、変わらないような場合もあります。
しかし、メレを使った婚約指輪は、メレ自体の価格とセッティング費用がかかるのは事実です。
そのため、同じようなダイヤモンドを使う条件であれば、ソリテールよりもメレを使った婚約指輪の方が高くなります。
ダイヤモンドとデザイン
メレを使った婚約指輪は、飽きることのない華やかな印象が魅力です。
ソリテールは、メインのダイヤ1粒が主役となるデザインです。
シンプルに、ダイヤモンドが「かたい絆」の石言葉を背景に輝く、婚約指輪としての定番です。
一方、メレを使った婚約指輪は、メインのダイヤの煌(きら)めきと合わさって、飽きることのない魅力的な輝きを放ちます。
指輪は華やかな印象を放って、大きいメインダイヤが合わさると、豪華な印象を放つようになります。
かさね着け
メレを使った婚約指輪は、かさね着けで、長く愛用することにも向いています。
ソリテールの重ね着けは、ダイヤが1周して輝くエタニティリングを中心とした結婚指輪と、相性良く身に着けられます。
しかし、メレを使った婚約指輪は、シンプルから華やかな結婚指輪まで、色々なリングとかさね着けできます。
メレダイヤの使い方と魅力
メレは、婚約指輪に様々な方法でセッティングできます。
ここでは、婚約指輪への使い方について紹介します。
バンドにあしらう
バンドにあしらうことで、婚約指輪全体が、華やかな印象を放ちます。
また、繊細な輝きがバンドからも放たれて、アームのラインも強調されます。
センターダイヤの周りに使う
センターダイヤの周りにセッティングすることで、メインのダイヤモンドが大きく見えて、中央の輝きが増して華やかな印象を放ちます。
センターダイヤの周りにメレをセッティングするデザインは、ヘイロー(取り巻き)といいます。
ヘイロー(取り巻き)リングを詳しく知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧下さい:
メレの量はどれくらいがいい?
メレには、適切な量は特にありません。
メレは、婚約指輪に、さまざまな量と使い方が可能です。
バンドにあしらう場合、
- 数ピース
- 約半周
- 1周
の3パターンが主にあります。
「1. 数ピース」では、センターダイヤモンドに沿えるような形でメレを1~数石使用することで、可愛らしい印象になります。
「2. 約半周」及び「3. 1周」では、メレを留める範囲が広くなるほど、華やかな印象が強くなります。
ただし、「3. 1周」の場合は、華やかな反面サイズ直しが出来なくなるため、注意して下さい。
婚約指輪のお悩みは、ぜひご相談を。
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選ぶ際の注意点
メレを使った婚約指輪の注意点をいくつか紹介します。
メレの品質に差がある
メレ付きの婚約指輪を購入する際は、品質の良いダイヤモンドを取り扱うお店から購入して下さい。
ダイヤモンドは、店舗によって、品質に差があることが否定できません。
さらに、メレは鑑定書などが付かないため、品質を確認せずに購入する事例が多いです。
実際に、ダイヤモンドは小粒であっても、品質の違いが見た目の綺麗さと輝きに影響します。
そのため、なるべく良いダイヤモンドを扱う店舗で、メレ付きの婚約指輪を求めると良いです。
品質の目安
ダイヤモンドの品質は、「カット」「カラー」「クラリティ」の3つから成ります。
それぞれの品質は以下をおすすめします:
カット:「EXCELLENT」または「VERY GOOD」
カラー:「D」、「E」または「F」
クラリティ:「IF」、「VVS1、2」または「VS1、2」
以上の目安は、高いグレード順に表記しています。
メレの品質は、鑑定書やソーティングメモが付かないため、お店側の提示のみでしか確認できません。
品質を提示している店舗もありますが、提示がない場合は、直接確認をとって、なるべく上記の目安範囲内で婚約指輪を探しましょう。
使われ方に注目
婚約指輪は、メレが、敷き詰まってしっかりとセッティングされているものを選んで下さい。
メレ同士の間に隙間があるものに比べて、敷き詰まっているものの方が、ダイヤの一体感が生まれて美しいです。
セッティング方法に注目
メレ1石に対して、独立した4本の爪でセッティングされているものを選んで下さい。
爪の小さい共有爪や2本の爪を選ばなければ、長く愛用している間にメレが外れるリスクが少なく、安定します。
リング幅との関係もチェック
メレ付きの婚約指輪は、メインのダイヤとリング幅が良いバランスのものを選んで下さい。
メレは、リング幅に応じて、大きさが変わります。
そのため、「センターのダイヤ/メレの大きさ」のバランスは、リング幅で決まります。
センターのダイヤに対して、リング幅が小さくなると、メインのダイヤが引き立ちます(画像:左)。
逆に、メインのダイヤに対して、リング幅が大きくなると、指馴染みがよく安定感のあるデザインになります(画像:右)。
当店のおすすめメレ付き婚約指輪デザイン
当店では、品質の高いメレダイヤを使った婚約指輪の商品を多数ご用意しています。
「シンプルながら華やかさもほしい」や「特別感を演出したい」という好みやご希望に応える、こだわりのデザインをいくつかご紹介します。
1. ソリティア+メレの定番デザイン
【※掲載画像は0.25ct、リング幅2.0mm及びプラチナ950のイメージです。実際の商品は、お選びいただく石や素材により変わります。
ご希望のイメージがございましたら、お気軽にご相談下さい(以降同様)。】
商品名:ソリテール・ラウンドカット・ダイヤモンド・リング
メインダイヤモンド:0.20ctから(EXCELLENT/Gから/VS2から)
メレダイヤ:0.005ct(VERY GOOD以上/E~F/VS1、2)
リング幅:2.0mm~
素材:プラチナ950
価格:230,000円から(税込)
-ストレートのクラシックな雰囲気の指輪ですが、メインダイヤのサイドにメレがワンポイント添えられることで、可愛らしい印象になります。
2. 爪留め×メレで上品に
【※掲載画像は0.25ct、メレ0.12ct、リング幅2.0mm及びプラチナ950のイメージです。】
商品名:カテドラル・ブリリアント・リング
メインダイヤモンド:0.20ctから(EXCELLENT/Gから/VS2から)
メレダイヤ:0.10ct台中心(VERY GOOD以上/E~F/VS1、2)
リング幅:2.0mm~
素材:プラチナ950
価格:360,000円から(税込)
-落ち着いた印象で、メインダイヤがよく引き立つ、人気のデザインです。
指によく馴染む婚約指輪ですが、メレが加わることにより、華やかな印象がプラスされます。
3. ウェーブラインに沿ったメレデザイン
【※掲載画像は0.50ct、メレ0.11ct、リング幅2.0mm及びプラチナ950のイメージです。】
商品名:ラウンドダイヤモンド・ウェーブ・リング
メインダイヤモンド:0.20ctから(EXCELLENT/Gから/VS2から)
メレダイヤ:0.10ct台中心(VERY GOOD以上/E~F/VS1、2)
リング幅:2.0mm~
素材:プラチナ950
価格:360,000円から(税込)
-女性らしい流線型のバンドに、メレが沿うようにセッティングされたデザイン。
手元を柔らかく見せたい方におすすめです。
4. パヴェ風のセッティングでゴージャスに
【※掲載画像は0.50ct、メレ0.29ct、リング幅2.1mm及びプラチナ950のイメージです。】
商品名:ラウンドダイヤモンド・ナロー・パヴェ・リング
メインダイヤモンド:0.30ctから(EXCELLENT/Gから/VS2から)
メレダイヤ:0.30ct前後中心(VERY GOOD以上/E~F/VS1、2)
リング幅:2.0mm~
素材:プラチナ950
価格帯:60万円台から(税込)
-メレが石畳のように、敷き詰められて並ぶ、ゴージャスな印象のエタニティリングです。
綺麗に並ぶダイヤが美しいデザインで、ジュエリーの代表的な種類のデザインでもあります。
5. オーダーメイドで自分だけの理想を叶える
当店では、メレの大きさ・配置、爪の形状、リング幅などの細かいご要望に、ご予算に合わせてお応えするフルオーダーのサービスも承っております。
「ちょうどいい華やかさ」や「メレの配置にこだわりたい」、「個性を出したい」、「イエローゴールドで作りたい」など、世界にひとつの特別な婚約指輪を検討されている方は、ぜひご相談下さい!
まとめ
本記事をまとめると、以下の通りです:
- そもそも「メレダイヤ」って何??→「メレダイヤモンド」の略称で、小粒のダイヤモンドのこと
- 価格→婚約指輪で、メインのダイヤモンドの次に高額な部分
- ソリテールリングとの比較|どちらがいい?:
-価格感→ダイヤモンドが増える分、高額になりやすい
-ダイヤモンドとデザイン、かさね着け→飽きることのない華やかさが魅力で、長く愛用することにも向いている - メレダイヤの使い方と魅力→婚約指輪に様々な方法でセッティングできる
-バンドにあしらう→華やかな印象を放ち、ラインが強調される
-センターダイヤの周りに使う→センターダイヤが大きく見えて、華やかな印象を放つ - メレの量はどれくらいがいい?→適切な量はなく、さまざまな量と使い方ができる
- 選ぶ際の注意点:
-メレの品質に差がある→品質の良いダイヤモンドを取り扱うお店から購入する
-品質の目安→「カット」「カラー」「クラリティ」の各目安範囲のグレードを探す
-使われ方に注目→メレが、敷き詰まってしっかりとセッティングされているものを選ぶ
-セッティング方法に注目→メレ1石に対して、独立した4本の爪でセッティングされているものを選ぶ - リング幅との関係もチェック→メインダイヤとリング幅が良いバランスのものを選ぶ
- 当店のおすすめメレ付き婚約指輪デザイン→5つのおすすめをご紹介
シンプルなソリテールリングに比べて、メレを使った婚約指輪は、雰囲気が顕著に変わり、魅力を上げてくれます。
しかし、婚約指輪で、メレの品質とセッティング方法を変えることにより、リングの印象も変わります。
そのため、メレが高品質でしっかりとセッティングされていることを確認して、婚約指輪を探して下さい。
メレは、鑑定書やソーティングメモが付かないため、全体的に高品質なダイヤを取り扱う店舗で、婚約指輪を探すと良いです。
きっと、繊細で綺麗な輝きが放たれる、美しい婚約指輪を手に入れられると思います。
当店では、高品質なメレを使用して、セッティング方法にもこだわった婚約指輪を提供しております。
ぜひ、当店での婚約指輪ご利用も、ご検討下さい!
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