なぜ高額?エタニティリングが高価な理由と、賢く選ぶためのポイント
- 2025.03.12
- コラム

「結婚指輪に、エタニティリングを選びたいけれども…。」
この記事では、私どもの視点から、購入前に覚えたいエタニティリングを紹介します。
ぜひ、エタニティリングの理解を深めて、お気に入りの指輪を入手しましょう!
(この記事は、チャームスジュエリー(Charms Jewelry)が作成した記事です。)
目次
そもそもエタニティリングとは?
エタニティリングは、ダイヤモンドが360度一周する指輪です。
「エタニティ」は、英語で永遠を意味します。
エタニティリングは人気が高い
エタニティリングは、結婚指輪の代表格です。
結婚指輪の魅力をよく高めるのは、繊細な輝きを放つダイヤモンドです。
エタニティリングは、そのダイヤモンドが惜しみなく使われ、時代を問わず人気です。
また、
エタニティリングの価格
エタニティリングは、高額です。
普通の男女ペアの結婚指輪は、25万円前後と言われています(2024年12月時点)。
しかし、エタニティリングは普通の価格以上で、中には100万円を超えるものもあります。
エタニティリングが高額になる理由
なぜエタニティリングは高額になるのでしょうか?
その主な理由を、順に解説します。
1.ダイヤモンドが高額
エタニティリングは、ダイヤモンドがメインです。
そのため、ダイヤモンドを、たくさん使います。
そのダイヤモンドは、エメラルドやルビー、サファイヤのように、高額です。
念のため、ダイヤモンドの価格が決まるプロセスを解説します。
価格は、①量と②品質で決まります。
①量=カラット
ダイヤモンドの量は、重さの単位である、カラット(単位:ct)で計ります。
カラット値が高めの指輪は、価格帯が高くなります。
②品質=3つのポイント
ダイヤモンドの品質は以下の3つで決まります:
- カット
- 色
- 透明度
以上の品質が高めの指輪は、価格帯が高くなります。
しかし、エタニティリングでは、良いダイヤモンドを使うのが普通です。
そのため、品質による価格帯は、高めになります。
2.加工代
エタニティリングは、加工が高額です。
一般的に、ダイヤモンドを入手しても、指輪にセッティングする必要があります。
しかし、ダイヤモンドを綺麗で外れないようにセッティングするには、専門の技術が要ります。
エタニティリングは、結婚指輪の中で最もダイヤモンドをセッティングする指輪であるため、加工費が高額です。
予算内で選ぶ方法
エタニティリングを選ぶ上で、特に重要だと思われるポイントを、順に紹介します。
1.ダイヤモンドの直径を確認する
エタニティリングで最も重要なのが、ダイヤモンドの直径です。
ダイヤモンドの直径は、エタニティリングのデザインに最も影響する上に、価格にも直結します。
(デザインへの影響や直径の目安は、後述の項目で、画像と共に紹介します。)
ダイヤモンドの直径は、小さいほど価格が下がり、大きいほど価格が上がります。
2.リング幅を確認する
エタニティリングは、ダイヤモンドがデザインの中心です。
そのため、リング幅は大きくなるほど、ダイヤモンドも大きくなります。
リング幅の目安は、平均で2.0~2.4mmです。
リング幅は、小さいほど価格が下がり、大きいほど価格が上がる傾向です。
3.ダイヤモンドの品質を確認する
ダイヤモンドの品質は、お店側の提示やウェブサイトの「商品詳細」などから確認できます。
品質の平均的な目安は、以下の通りです:
- EXCELLENT、VERRY GOOD:カット
- D~F:色
- VVS1、VVS2、VS1、VS2:透明度
品質は、ランクが低いほど価格が下がり、ランクが高いほど価格が上がります。
選ぶ上での注意点
「エタニティリングを予算内で購入しようと、いろいろと妥協した結果、思っていたものと違った」なんてことはないでしょうか?
そのようなことが起きないよう、選ぶ上での注意点を、重要なものから順に解説します。
1.品質は注意したいポイント
選ぶ上での注意点を挙げると、重要なポイントの1番に、ダイヤモンドの品質が挙げられます。
エタニティリングにおけるダイヤモンドの平均的なランクは、高ランク帯になります。
つまり、下にはまだ低ランク帯があり、下げようと思えばいくらでも下げられてしまいます。
しかし、そのような低ランク帯のものを選ぶと、ダイヤモンドの輝きが減ります。
ダイヤモンドの輝きは、エタニティリングの主役といっても過言ではありません。
ダイヤモンドの輝きが減れば、エタニティリングの魅力も下がります。
そのため、品質に関しては、高ランク帯を選んで下さい。
2.ダイヤモンドの留まり方
実物の商品やウェブサイトの商品画像から確認すると、ダイヤモンドの留まり方を確認できます。
「なぜそんな細かいところを?」と思うかもしれませんが、確認を勧める理由は、価格と耐久性に影響するためです。
留まり方の目安は、ダイヤモンド1石に対して独立した4本の爪です。
共有爪や2本の爪もありますが、爪が小さかったりすると、せっかくのダイヤモンドが外れてしまうリスクがあります。
簡単な留まり方は価格も低いですが、耐久性が基本的に弱くなるため注意して下さい。
3.ダイヤモンドの数
エタニティリングは、ダイヤモンドが1周する指輪ですが、その数がデザインによって違います。
その理由は、ダイヤモンドの
- 大きさ
- 間隔
にあります。
しかし、「2.間隔」は注意するべきポイントです。
ダイヤモンドが敷き詰められて輝くものと、間が空いて輝くものとでは、身に着けた際の印象が違います。
数が少なく、間の空いたものは、価格が低いです。
しかし、納得のいくものを購入するには、ダイヤモンドが惜しみなく敷き詰まっている指輪を選びましょう。
4.リングサイズは変更不可
エタニティリングは、購入後にリングサイズを変更できません。
デザイン上、全ての部分にダイヤモンドがセッティングされているため、切断による長さやリングの円周の調節ができないためです。
どうしてもリングサイズを変更したいという場合には、一からの作り直しになってしまい、非常にコストがかかります。
エタニティリングは購入前に、必ず正確なリングサイズを把握しておいてください。
購入目的を変える
エタニティリングを購入したいものの、どうしても予算オーバーで厳しい場合があると思います。
そのような場合は、購入目的を変える事例があります:
- 婚約指輪として購入する
- 結婚〇〇周年記念の贈り物として購入する
このように、エタニティリングでは結婚指輪としての購入から変えることもできます。
エタニティリングのお悩みは、ぜひご相談を。
こんな悩みをお抱えの方にオススメ
- エタニティリングのことを知りたい
- かさね着けしたい!
- ブライダルリングの悩みを専門家に聴いてほしい…
- オーダーメイドに興味がある
まずは来店予約から
自分にぴったりのエタニティリングを見つけるためのヒント
実際にエタニティリングを、重視したいポイントごとに見ていきましょう。
ダイヤモンドの直径の違いを見る
エタニティリングのデザインに最も影響するポイントを、0.1mm単位で、実際に見てみましょう。
1.8mm
指輪とのバランスが良いです。
繊細な輝きを放ちます。
2.4mm
平均的な大きさです。
綺麗な輝きを放ちます。
3.5mm
存在感が非常に強いです。
一つ一つのダイヤモンドが強い輝きを放ちます。
選ぶ際は、ご自身にしっくりくる印象を放つものを、選んで下さい。
リング幅とダイヤモンドの関係を見る
(※前述の「2.リング幅を確認する」とは別の内容です。)
エタニティリングは、デザインにおいて、ダイヤモンドの割合が違います。
3つのデザインを見ていきましょう。
1.リング幅とダイヤモンドの直径が同じ
ダイヤモンドの輝きがメインのデザインです。
価格帯は高めの傾向です。
2.平均的なデザイン
様々なシチュエーションに溶け込む魅力あるデザインです。
3.リング幅に対してダイヤモンドの直径が小さい
ダイヤモンドの繊細な輝きに、プラチナやゴールドの輝きもプラスされます。
価格帯は低めの傾向です。
しかし、リング幅に対するダイヤモンドの割合が変わっても、大きな変化はありません。
強い輝きにこだわりがなければ、「3.リング幅に対してダイヤモンドの直径が小さい」指輪でも十分に魅力的な輝きを得られます。
主なデザインの違いを見る
エタニティリングでは、2つのタイプで、デザインの方向性が分かれます。
爪留め
ダイヤモンドが開放的に光を放つため、華やかな印象を放ちます。
彫り留め(レール留め)
ダイヤモンドが綺麗に真っ直ぐ並ぶため、フォーマルな印象を放ちます。
かさね着けを考える
かさね着けを前提に選ぶと、視点が変わります。
3つの場合を見ていきましょう。
ソリテールリングとのかさね着け
婚約指輪の1粒のダイヤモンドと合わさって、綺麗に輝きを放ちます。
結婚指輪とのかさね着け
ダイヤモンドと結婚指輪のプラチナやゴールドとのグラデーションが映えます。
ダイヤモンドリングとのかさね着け
お互いのダイヤモンドが相乗的に強く輝きを放ち、美しく煌(きら)めきます。
そのため、かさね着けを楽しむことも、選択肢の一つに加えて下さい。
単体で楽しむ場合を除き、ご自身の指輪又はセット購入において好みのかさね着けを決めて、エタニティリングを購入して下さい。
ハーフエタニティリングという選択肢
ハーフエタニティリングは、ダイヤモンドがリングを半周程度する指輪です。
ハーフエタニティリングには、
-
- エタニティリングに比べて価格が低い
- サイズ変更できる
などのメリットがあります。
そのため、予算をもう少し抑えたいなどの場合には、ハーフエタニティリングも検討してみるのも良いかも知れません。
(○ハーフエタニティリングについては、後日、詳細に記事を投稿したいと思います。)
まとめ
エタニティリングは、結婚指輪の代表格で、時代を問わず人気のある指輪です。
しかしエタニティリングは高額になりやすく、予算内で購入するには、価値への理解が不可欠です。
最も使われるダイヤモンドは高額なため、大きさから考えて上手く選ぶ必要があります。
ただし、品質は高ランク帯のものを選ばないと、エタニティリングとしての魅力が落ちるため注意して下さい。
また、リングサイズを変更できないことも、十分注意しなくてはいけません。
ただ、エタニティリングはダイヤモンドが小さくても、綺麗に敷き詰められていて十分に輝くものもあります。
ダイヤモンドの存在感などのこだわりがない場合は、小さいダイヤモンドでも、美しく繊細に輝くような上手く加工された指輪を選ぶと良いかも知れません。
ぜひ、一生モノでお気に入りの指輪を、納得いく条件から探してみて下さい!
エタニティリングのお悩みは、ぜひご相談を。
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