結婚指輪のV字デザインとは?ウェーブ形のマリッジリングの魅力・特徴・選び方をしっかり解説
- 2025.07.04
- コラム

結婚指輪のデザインを見ていて、「V字リングって気になるけど、自分に似合うのかな?」と思ったことはありませんか?
V字の結婚指輪は、指先をすっきり見せてくれるだけでなく、婚約指輪との重ね着けでも美しく調和する人気のデザインです。
シンプルなものからダイヤモンドを添えた華やかなものまで、デザインのバリエーションも豊富なので、選ぶ楽しさも広がります。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
この記事では、V字マリッジリングの特徴や魅力、デザイン例、素材の選び方までを、わかりやすくご紹介します。
「V字って自分に合うのかな?」「どんな種類があるの?」という疑問を解消でき、理想の指輪に近づく参考になれば幸いです。
目次
V字の結婚指輪とは?
V字の結婚指輪(V字リング)とは何かを解説します。
V字リングとは?
V字リングは、リングを身に着けた時に、バンドの形がV字になる結婚指輪です。
ウェーブリングの一つで、S字にカーブするデザインとともに人気です。
V字リングは、ストレート及びS字リングと並ぶ一つの選択肢で、結婚指輪の主なデザインの一つになります。
婚約指輪や宝石メインのリングと合わせるリング
V字リングは、ダイヤや宝石が中心に留まる婚約指輪と重ね付けするために、選ばれるデザインです。
標準的なストレートのリングの場合、ダイヤや宝石が大きい婚約指輪とのかさね着けでは、指輪同士の間に隙間が生じます。
しかし、結婚指輪をV字リングにすると、エンゲージリングのダイヤや宝石がVの溝に収まり、ピッタリかさね着けできます。
ストレートやS字との違い
V字リングは、ストレートやS字リングとバンドの形状が異なります。
V字リングの特徴は、基本的に、デザインが個性的で、ややエレガントな印象を持つ傾向があります。
ストレートのリングは、結婚指輪では標準的なバンドの形状で、最も選ばれています。
エタニティリングなど、デザインの種類が豊富なのも特徴です。
また、S字リングは、V字リングと同様に個性的なウェーブのデザインですが、エレガントというよりも、女性らしい柔らかい印象を演出する傾向があります。
そのため、V字リングは、デザインや印象の方向性に、ストレート及びS字リングと違いがあります。
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結婚指輪のデザインの違いとは?
結婚指輪は、全体からディテールに至るまで、デザインに違いがあります。
しかし、客観的にデザインが違うと分かるのは、身に着けた時の印象も違う場合です。
結婚指輪において、V字の形状で身に着けた際の印象を変えるには、Vの形をシャープにしたり、変化を大きくしたデザインにする必要があります。
結婚指輪は、実際、ダイヤモンドを多くあしらったり、バンドの断面形(甲丸vs平打ち)やリング幅(幅広リング)などのディテールを明確に変更することで、印象が変わります。
しかし、ストレートからV字にバンドの形状を変更する場合は、基本的に、身に着けた際の印象に顕著な違いは見られません。
そもそも結婚指輪は、ジュエリーの中でシンプルな作りをしているため、バンドの形状を少し変更する程度では、身に着けた際の印象が変わりません。
そのため、バンドの形状で身に着けた際の印象を変えたい場合は、Vの形が明確なデザインにしなくてはいけません。
V字結婚指輪の魅力
V字リングの魅力は、やはり、婚約指輪とピッタリかさね着けできるところにあります。
かさね着けは、ダイヤモンドの輝きが強まることや、婚約指輪と結婚指輪のデザインの組み合わせを楽しめるなどのことから、多くの人に支持されています。
ダイヤの大きさに応じてV字リングを選ぶことで、婚約指輪とぴったり重ねて身に着けられ、ブライダルで美しいリングのスタイルを確立できます。
V字リングは、婚約指輪とのかさね着けを考慮して、具体的なデザインを探すと魅力が発揮されます。
しかし、かさね着けを検討していない場合でも、V字リングは個性的で、ウェーブの形状ならではのデザインがあります。
V字の溝の深さによっては、曲線の角度に沿って、指が細く見える効果があることも魅力的です。
V字リングのタイプ
V字リングには、片側のみがV字の商品と両面がV字のものとで、2つのタイプがあります。
基本的には、片側のみがV字の方を選びますが、デザインの好みによっては両面がV字のタイプの商品も選択肢に入ります。
どちらのタイプも着け心地は変わりませんが、かさね着けをする際は、指を曲げてもリングが動かず隙間のできにくい、片側のみV字のタイプを選んだ方が良いです。
V字のフォルムと見た目の変化
V字リングは、溝の深さによって、重ね付けられる婚約指輪と身に着けた時の印象が多少変わります。
V字リングを、溝の深さ別に見ていきましょう。
浅めのV字
浅めのV字は、ストレートのリングとの差を感じにくくなります。
しかし、かさね着けでは、全国で平均的な0.2~0.4カラットの婚約指輪と隙間なくはめられます。
また、V字が浅めでも、ストレートのリングにはない、ウェーブ特有のデザインがあります。
緩やかなカーブを描いてダイヤが並ぶデザインや、ブライダルでの“結び”を表現したデザインなど、V字ならではのデザインを選べます。
標準
標準的なV字は、ストレートのリングとやや違いを感じられます。
しかし、Vの部分が滑らかではなく、シャープであれば、ストレートのリングとの違いは分かりやすくなります。
かさね着けでは、全国平均以上で、存在感のある0.5カット以上のダイヤをセッティングした婚約指輪と、隙間を少なくして身に着けられます。
深めのV字
深めのV字は、ストレートのリングと、遠くから見ても違いが分かりやすいです。
かさね着けできるのはもちろんですが、バンドの形がシャープになり、エレガントな印象を放ちます。
V字リングのデザインバリエーション
V字リングのデザインバリエーションを一覧で見ていきましょう。
シンプル
リング自体はストレートですが、バンドの太さを変化させることで、V字の溝のあるデザインになります。
婚約指輪とのかさね着けに適したデザインです。
ダイヤはありませんが、両側にV字の溝を作ることで、二人の“結び”を表現しています。
ワンメレ
V字のライン上に、大きめのメレダイヤを伏せ込みの方法でセッティングするデザインです。
ストレートのリングの場合は、メレを中央に配置することが多いですが、V字リングの場合は、中央以外の場所に配置しても素敵です。
ワンメレのデザインは、ストーンがアクセントに輝き、1石あるだけでも、指輪の輝きが増します。
メレダイヤ付き
V字リングにメレダイヤモンドを多数あしらうデザインです。
彫り留めにより、リングの表面上にダイヤを隙間なく並べます。
V字リングでのメレダイヤ付きは、Vラインに沿ってダイヤが繊細に輝き、デザインが個性的で、華やかさも加わります。
パヴェタイプ
パヴェタイプでは、V字リングの全面にダイヤを敷き詰め、華やか又は豪華な印象を放ちます。
ダイヤは光が反射しやすいようにセッティングされ、かさね着けすると、婚約指輪がV字リングのダイヤと組み合わさって美しく輝きます。
素材・色味との相性
V字リングは、素材の違いでも、デザインにバリエーションが加わります。
ピンクゴールド
ピンクゴールドの結婚指輪は、素材の温かみと肌になじみの良い色合いから、女性らしさや可愛らしい印象が引き立ちます。
耐久性が強く品質の面でも優れていることが特徴です。
価格はやや高いですが、近年人気のある素材で、エレガントな印象を持つV字リングとピンクゴールドの相性は良く上品です。
イエローゴールド
イエローゴールドは、ゴールドカラーが美しく、どんな肌色の人でも、良く映えます。
素材自体はクラシックな印象ですが、V字のイエローゴールドのリングは、大手ブランドも取り扱っており、どこかモダンな雰囲気を纏います。
V字リングとのかさね着けバリエーション
V字リングを、婚約指輪とのかさね着けで着用する事例を紹介します。
平均的な婚約指輪とのかさね着け
全国平均の0.2~0.4カラットの婚約指輪は、ストレートのリングや浅いV字のリングとかさね着け可能です。
婚約指輪のバンドにはダイヤモンドがあしらわれているため、結婚指輪がシンプルでも、ウェディングでは素敵な組み合わせで、バランスが良いです。
素材の違う組合せ
婚約指輪は、大きめの0.75カラットのダイヤがセッティングされているため、かさね着けではV字リングを選ぶことでピッタリ重ね付けられます。
0.5カラット以上の婚約指輪は、美しいデザインが多く、ピッタリ合わせて身に着けるV字リングは洗練されたデザインになります。
また、素材の異なるコンビネーションにすることで、かさね着けしたリングの見た目は個性的になります。
ダイヤモンドの組み合わせ
V字リングは、ダイヤが大きいときや、楕円形のオーバルカットなどの個性的なダイヤモンドがセッティングされている婚約指輪とのかさね着けで、必要なデザインになります。
また、婚約指輪、V字リングともに、全面的にダイヤがセッティングされたデザインの場合は、ダイヤモンドが相乗的に美しく輝いて見えて、非常に華やかです。
女性用がV字リングの際の男性用のリングは?
女性側のリングがV字リングの場合、男性用のリングは必ずしも、合わせてV字リングにする必要はありません。
女性がV字リングを選ぶのは、婚約指輪とのかさね着けが主な目的になることがあるためです。
そのため、女性と男性の手の形状の違いから、男性はストレートのリングを選ぶといったケースは普通にあり得ます。
しかし、標準的なV字リングは、ストレートのリングと印象がやや違う程度のため、男性用も同じV字リングのデザインで合わせても良いと思います。
まとめ
本記事をまとめると以下の通りです:
- V字の結婚指輪とは?→リングを身に着けた時に、バンドの形がV字になる結婚指輪。主に、婚約指輪と重ね付けするために、選ばれるデザイン
- ストレートやS字との違い→バンドの形状が異なる。特徴としては、基本的に、デザインが個性的で、ややエレガントな印象を持つ傾向がある
- 結婚指輪のデザインの違いとは?→身に着けた時の印象も違う場合。V字の形状で身に着けた際の印象を変えるには、Vの形をシャープにしたり、変化を大きくしたデザインにする必要がある
- V字結婚指輪の魅力→やはり、婚約指輪とピッタリかさね着けできるところ
- V字のフォルムと見た目の変化→溝の深さによって、重ね付けられる婚約指輪と身に着けた時の印象が多少変わる
V字リングが選ばれる理由には、様々なシチュエーションがあると思いますが、基本的に、婚約指輪とのかさね着けが目的になってきます。
V字リングならではの印象を求める目的もありますが、結婚指輪は作りがシンプルで、バンドが多少Vの形をしている程度ではストレートとさほど違いはないためです。
V字リングは、婚約指輪とピッタリ重ねて身に着けられるケースが多いため、ブライダルではよく受け入れられています。
一方、V字リングはかさね着けを前提にしなくても、V字リングにしかないダイヤのセッティング方法や個性的なデザインがあります。
そのため、ご自身の好みと合うデザインが見つかれば、V字リングは単体でも素敵です。
ただし、V字リングは着用中に回転すると、せっかくのデザインがわかりにくくなってしまいます。
そのため、販売店舗では、購入前にリングサイズを正確に計測して、ちょうど良いサイズで身に着けましょう。
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