「ハーフエタニティリングは安価なものを選んでも良いの？」

「高価なものは何が良いの？」

こんにちは、チャームスジュエリーです。

ハーフエタニティリングは、種類が多いものの、選び方が分かりにくいですよね。。。

本記事では、購入前に覚えたいハーフエタニティリングを、紹介します。

ぜひ、ハーフエタニティリングの見方を覚えて、お気に入りの指輪を手に入れましょう！

ハーフエタニティリングとは？

ダイヤモンドがリングをおおよそ180度半周する指輪を、ハーフエタニティリングといいます。

典型的なデザインで、普通のエタニティリングと同様に、人気があります。

なお、普通のエタニティリングは360度一周する指輪をいいます。

普通のエタニティリングを詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひご覧下さい：

エタニティリングが高価な理由と、賢く選ぶためのポイント

ハーフエタニティリングの2つの大きなメリット

価格

ハーフエタニティリングは、普通のエタニティリングに比べて、ダイヤモンドの量がおおよそ半分になり、価格帯が低めです。

ダイヤモンドが半周程度ないものの、身に着けた際にダイヤモンドが表に露出するため、普通のエタニティリングに見劣りせずリーズナブルです。

サイズ直し

ハーフエタニティリングは、サイズ直しできる指輪です。

しかし、普通のエタニティリングはサイズ直しできないため、サイズ直しできることは大きな利点です。

ハーフエタニティリングは全てにダイヤモンドが並ばないため、プラチナやゴールドの部分を切断して調整し、サイズ直しします。

ハーフエタニティリングの賢い選び方

では、ハーフエタニティリングの選び方を解説します。

価格を決める要素

まずは、価格の決まり方を解説します。

価格は、ダイヤモンドの①量と②品質の2つで決まります。

①量＝カラット

量は重さで計り、カラット（単位：ct）で表示します。

カラット値が高めのものは、価格帯が高くなります。

②品質＝3つのポイント

品質は以下の3つで決まります：

1. カット
2. 色
3. 透明度

ハーフエタニティリングは、良質なダイヤモンドを使うのが普通です。

良質なダイヤモンドは、価格帯が高くなりますが、品質のコストは価格に含まれると捉えて下さい。

おすすめの選び方

では、ハーフエタニティリングの選び方を、実際のウェブページ画像を交えて解説します。

1.ダイヤモンドのカラット

カラットは、価格に直結します。

「ct」の表記が、「商品詳細」などに記載があるため、数字を見ましょう。

数字が高ければ高額に、低ければ少額になります。

2.ダイヤモンドの占める割合

ダイヤモンドが、指輪のどれほどを占めているのか確認しましょう。

指輪のダイヤモンドが多ければ、普通のエタニティリングに近い雰囲気を演出できます。

3.ダイヤモンドの直径

ダイヤモンドの大きさを、直径のミリ（mm）で確認しましょう。

ダイヤモンドの直径が違うと、身に着けた際の印象が変わります。

ダイヤモンドのスケールは、実物や画像の見た目である程度は把握できますし、具体的な数字は「商品詳細」などで見れます。

4.ダイヤモンドの品質

最後に、品質を見ましょう。

エタニティリングは品質の中で高ランク帯に当たり、その中の違いは、以下になります：

• EXCELLENT、VERRY GOOD：カット
• D～F：色
• VVS1、VVS2、VS1、VS2：透明度

高ランク帯でも、「VERRY GOOD」や「F」、「VS2」では価格が下がり、「EXCELLENT」や「D」、「VVS1」では価格が上がります。

品質は、ウェブサイトの「商品詳細」やお店側の提示物で確認できます。

妥協してはいけない点

ハーフエタニティリングは、予算を考慮しながら選ぶ場面が多いです。

しかし、選ぶ時に妥協してはいけない点があります。

1.「本当にエタニティリング？」

ハーフエタニティリングの定義は曖昧です。

まず、ハーフエタニティリングを持って、円形視点で眺めます。

その際に、ダイヤモンドの並びが、

1. 半周以上
2. 半周程度
3. 半周以下

の種類に別れます。

その中で、「3. 半周以下」は注意して下さい。

ダイヤモンドが少なすぎる場合、身に着けた際に、プラチナやゴールドの部分が顕著に露出します。

その場合、方向性の違う指輪になるため、ダイヤモンドが少なすぎるものには注意しましょう。

2.ダイヤモンドの間隔

ダイヤモンドの数が少なく、間隔が顕著に空いたものには注意して下さい。

ハーフエタニティリングは、ダイヤモンドが惜しみなく敷き詰められたものを選びましょう。

ダイヤモンドが敷き詰まっているものと、間隔が空いているものとでは、煌（きら）めきが違います。

3.品質に注意

ハーフエタニティリングは、品質が、高ランク帯と説明しました。

しかし、高ランク帯の下には低ランク帯があり、それらのダイヤモンドが混在する事例があります。

ランクが低すぎる場合、輝きは減り、ハーフエタニティリングの魅力も下がってしまいます。

ダイヤモンドの輝きは、ハーフエタニティリングの主役といっても過言ではありません。

そのため、選ぶ際に、品質は妥協しないで下さい。

4.ダイヤモンドのセッティング

ダイヤモンドのセッティングが、共有爪や2本の爪の場合、爪が小さかったりすると、ダイヤモンドが外れるリスクがあります。

特に、サイズ直しをすると、リングサイズの変化によって外れやすくなる症状はよくある事例です。

ハーフエタニティリングは永く愛用できるため、ダイヤモンド1石に対して独立した4本の爪でセッティングされているような安定した、耐久性の強いものを選んで下さい。

5.リングの厚さ

最後に、指輪を円形で見て、プラチナやゴールドの厚さを見て下さい。

その際に、「ぶつけても、形が変わらなさそう」と思える、重厚感のあるものを選びましょう。

数値でいうと、1.4mmは欲しいところです。

なぜ厚さなのかというと、薄いと、ダイヤモンドが外れるリスクがあります。

新品は真円に近いですが、使用中には少なくとも衝撃が加わり、リングの薄いものは円が歪みます。

歪んだ指輪は、ダイヤモンドが外れやすい状態になります。

代表的なデザインとスタイル

次に、実際にあるハーフエタニティリングのデザインを、紹介します。

ダイヤモンドの大きさ別デザイン

ハーフエタニティリングは、前述のとおり、ダイヤモンドの大きさでデザインが大きく変わります。

ダイヤモンドの大きさを、直径0.1mm単位で3つ紹介します。

1.1mm

0.10カラット（※画像の指輪）で、価格帯は低めになります。

ダイヤモンドと指輪のバランスが良く、華奢な印象と繊細な輝きを放ちます。

1.4mm

0.17カラット（※画像の指輪）で、価格帯は平均的になります。

ダイヤモンドも平均的な大きさで、華やかな印象と綺麗な輝きを放ちます。

2.1mm

0.42カラット（※画像の指輪）で、価格帯は高くなってきます。

ダイヤモンドの存在感が強くなり始め、やや豪華な印象と強めな輝きを放ちます。

爪留めタイプ

ダイヤモンドが開放的にセッティングされ、多角的に光が入り、強めの輝きを放ちます。

華やかな印象のデザインです。

彫り留め（レール留め）タイプ

ダイヤモンドが直線的に並び、メインが綺麗な輝きを放ちます。

重厚感もあり、フォーマルな印象のデザインです。

かさね着けを楽しむ

ハーフエタニティリングは、かさね着けにも適した指輪です。

ハーフエタニティリングのかさね着けを詳しく知りたい方は、こちらの記事の「8 自分にぴったりのエタニティリングを見つけるためのヒント-8.4 かさね着けを考える」をご覧下さい：

結婚指輪をかさね着けしたい！組合せやデザインを徹底解説

まとめ

ハーフエタニティリングは、ダイヤモンドがリングをおおよそ180度半周する指輪で、人気があります。

普通のエタニティリングに比べて、価格帯が低めで、見劣りもしません。

ハーフエタニティリングは、主に、ダイヤモンドのカラットで価格が決まります。

その予算の中では、

• ダイヤモンドの占める割合
• ダイヤモンドの直径
• ダイヤモンドの品質

を見ながら選ぶのがおすすめです。

しかし、エタニティリングからデザインが乖離するものや、ダイヤモンドの品質が一定以下のものには注意して下さい。

ハーフエタニティリングは、あらゆる場面でも身に着けられ、ご自身の好みのスタイルで楽しめます。

結婚指輪の中でも、非常に使い勝手の良いリングですので、選ぶ際はぜひ、永く愛用できそうな、ご自身にピッタリのハーフエタニティリングを選んでみて下さい！