こんにちは。チャームスジュエリーです。

皆さんは、結婚指輪にどれほど“こだわり”をお持ちですか？

この記事では、お店巡りの前に覚えたい結婚指輪を、私どもの視点からわかりやすく紹介します。

この記事で結婚指輪への理解を深め、ぜひお二人の結婚指輪探しにお役立て下さい！

そもそも結婚指輪とは？

結婚指輪は、夫婦両方が「結婚の証」として着ける指輪のことです。

結婚指輪は、日常や普段の生活で身に着けます。

また、ほかの指輪に比べると、デザインはシンプルです。

結婚指輪の価格

結婚指輪の価格は、一本一本違います。

平均にすると、男女ペアで25万円前後です（2024年12月時点）。

価格帯は、低めで、1本当たり5万円以下の指輪があります。

一方で、高めの価格帯は、1本当たり100万円以上の指輪があります。

結婚指輪のダイヤモンド

結婚指輪には、ダイヤモンドを使います。

ダイヤモンドは、繊細な輝きを放ち、指輪の魅力を高めます。

価格との関係

しかしダイヤモンドは、ルビーやサファイア、エメラルドのように、高額な素材です。

そのため、ダイヤモンドの多い結婚指輪は、高めの価格帯です。

結婚指輪のダイヤモンドを、もう少し詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧下さい：

結婚指輪のダイヤモンド。価格からデザインまでを完全解説

エタニティリングの存在

エタニティリングは、 結婚指輪の代表格です。

ダイヤモンドがリングを一周するデザインで、種類も豊富です。

魅力を高めるダイヤモンドが最も多く使われるため、時代を問わず人気です。

魅力的であるも価格は高め

しかし、エタニティリングはダイヤモンドが多いことから、高い価格帯になります。

具体的に、購入事例を挙げると、次のようになります：

• エタニティリングの購入を決めたものの、予算外のため、婚約指輪として購入する
• 結婚〇〇周年記念の贈り物として購入する

以上から、エタニティリングは、購入までに予算を考える印象です。

結婚指輪のデザイン

結婚指輪は、エタニティリングだけではありません。

ダイヤモンド以外でも、好みのデザインに出会うことも、結婚指輪の魅力です。

そのため、結婚指輪のデザインを見ていきます。

結婚指輪のデザインは、主に3つに分けられます。

1. V字リング

アームが、Vの形をしたデザインのリングです。

身に着けた際には、指を細く長く見せます。

2. S字リング

アームが、緩やかなS字を描いたリングです。

身に着けた際には、手元を柔らかく女性らしい印象に引き立てます。

3. ストレートリング

アームが、V字やS字のウェーブを描かない普通のリングです。

身に着けた際には、定番デザインのため様々なシチュエーションに溶け込み、指になじみやすいです。

好みのデザインを探す際に、まずは、全体の形を見ましょう。

詳細なデザイン

結婚指輪のデザインを、もう少し見たいと思います。

1.リング幅の違い

リング幅は、リングを上から眺めた時の厚さです。

違いを比較してみましょう。

1. 細め（リング幅：1.8mm）

華奢で上品な印象を放ちます。

身に着けた際に、軽くて圧迫感のない着け心地を覚えます。

2. 標準（リング幅：2.4mm）

非常に自然でオーソドックスな印象を放ちます。

身に着けた際に、安心感を覚えます。

3. 太め（リング幅：2.9mm）

オシャレな印象と程よい存在感を放ちます。

身に着けた際に、ややボリューム感を覚えます。

実際は、0.2mmほどの違いで、変化します。

そのため、好みのデザインを探す際は、お店の試着の際にリング幅も意識して下さい。

2.丸みVS平ら

結婚指輪には、はっきりと丸みを帯びた指輪や、平らな指輪があります。

そのような指輪は、リングの形の違いで、身に着けた際の印象が変わります。

では、２つの指輪を比較してみましょう。

A. 丸みを帯びた指輪

丸みを帯びた指輪は、リング表面の形が半円になっています。

身に着けると、柔らかい印象を与えます。

お店では、「甲丸リング」と呼ばれます。

B. 平らな指輪

平らな指輪は、リング表面の形が平坦になっています。

身に着けると、スタイリッシュな印象を与えます。

お店では、「平打ちリング」と呼ばれます。

2つの指輪は、デザインの方向性が違うため、注意して下さい。

かさね着け

結婚指輪は、ダイヤモンドとデザイン以外に、身に着けるスタイルによっても魅力が高まります。

近年は、かさね着けのスタイルが、幅広く好まれており人気です。

かさね着けは、以下の記事で詳しく解説していますので、よろしければご覧下さい：

結婚指輪をかさね着けしたい！組合せやデザインを徹底解説

結婚指輪の色

デザインの仕上げに、結婚指輪の色に触れたいと思います。

結婚指輪の金属

結婚指輪は、国内では一般的に、純白で強い輝きを持つプラチナ（元素記号：Pt）で作られています。

ジュエリーのプラチナは、アクセサリーのシルバー（元素記号：Ag）に比べて重さは2倍あり、手に取ると小ささの割に重厚感を覚えます。

結婚指輪にはプラチナを選ぶ

金属には、ほかにも金色に輝くイエローゴールドや少し赤みを含んだピンクゴールドがあります。

しかし、初めは、プラチナを検討すると良いと思います。

その理由として、次のようなことが挙げられます：

・国内では一般的である
・プラチナの持つ純白の輝きはウェディングドレスや白無垢の白色と相性が良い
・素材の希少性から特別感を覚えられる（etc…）。

そのため、結婚指輪には、プラチナを選ぶことから始めると良いと思います。

男性のリング

男性のリングは、女性とペアで購入することが一般的です。

しかし、近年のブライダル業界では女性のリングが多く掲載されるように、カップルの結婚指輪探しでも女性が男性よりも主体になる傾向です。

そのため、男性のリングは、女性のデザインに合わせたり全体的にシンプルに作ることが一般的です。

特徴的なポイント

女性のリングが主体になる傾向ですが、男性のリングにも特徴的なポイントがあります。

まず男性のリングのダイヤモンドは、女性のリングに比べて同等か少ない、もしくは入れないことが一般的です。

さらにリング幅は、女性の2.0～2.5mmに対して2.5～2.8mmが平均的であり、リングは太めです。

リング幅の太い結婚指輪は、おおよそカジュアルな印象を放つ傾向にあり、同時に存在感も放てるため、比較的手の大きい男性には広く好まれているものと思われます。

印象に残る刻印

お二人の好みの結婚指輪が探せましたら、最後にぜひ検討したいことが、刻印です。

刻印では、リングの内側に名前や日付、素材名などを入れます。

刻印は、職人が手打ちや彫刻機で入れる場合とレーザー光による彫刻機で入れる場合があります。近年は自由度の高さなどから、後者のレーザー光による彫刻機、レーザーマーキングが主流です。

レーザーマーキングでは、お互いの名前や記念的な日付などを、通常から手書き風までと様々なフォントでリングの内側に入れられます。

お互いに、結婚指輪の内側に文字や記念的な数字などを入れることで、結婚指輪がお二人にとってより印象深いものとなります。

まとめ

結婚指輪は、数ある指輪のなかでも夫婦両方が「結婚の証」として着ける指輪と考えられています。

結婚指輪に使うダイヤモンドは魅力を高めますが、その分価格帯も高くなります。

しかし、結婚指輪はダイヤモンド以外にも、好みのデザインを見つけることや身に着けるスタイルを楽しめることも魅力的です。

リング全体の形や、リング幅、丸みvs平らに着目するだけで、好みのデザインを見つけ易くなりますし、近年はかさね着けのスタイルも支持されています。

しかし、好みのデザインなどが見つからないような場合は、ぜひオーダーメイドも検討してみて下さい。

指輪が出来上がった際はリングに記念の刻印を入れて、思い出の深い結婚指輪をお二人で手に入れて下さい！