婚約指輪の選び方|初めてでも失敗しないコツと予算別のポイントを徹底ガイド
- 2025.11.27
- コラム

婚約指輪を贈りたいけれど、「何から考えればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ダイヤモンドやデザイン、素材など、婚約指輪にはさまざまな選択肢がありますが、初めてだと「そもそも何を基準に選べばいいのか」がわからないものです。
実は、婚約指輪探しで大切なのは、**「自分たちの気持ちをどう形にしたいか」**という考え方。
そのうえで、デザインやダイヤモンドの品質、予算をバランスよく考えると、納得のいく指輪に出会うことができます。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
この記事では、婚約指輪の基本から、デザイン・品質・予算ごとの選び方までをわかりやすく解説します。
初めてでも安心して選べるよう、ジュエリーのプロの視点でポイントを整理しました。
婚約指輪の基本を知ろう

まずは、婚約指輪についての基本を押さえましょう。
婚約指輪とは何か?

婚約指輪は、「結婚の約束」を象徴する指輪で、男性がプロポーズの際に、女性に贈る特別な指輪です。
婚約指輪は、婚約や結婚の記念品としての側面が強いですが、ジュエリーとしての側面も併せ持ちます。
そのため、結婚後、何十年も先を見据えて、普段使いをしたり、愛用し続けられることを考えて、婚約指輪は選ぶ必要があります。
金額はどれくらいか?

婚約指輪は、30万円台で購入する人が最も多いですが、20万円台で買えることもあれば、1,000万円近くで購入されることもあります。
全国調査によると、30万円台で婚約指輪を購入する人は、全体の3割程度で、平均にすると39万円です(全国推計値、「ゼクシィ結婚トレンド調査」)。
以前は「給料3か月分」と言われていましたが、100万円以上の人は3.7%にとどまるため、現在「給料3か月分」で購入する人は少数派です。
ダイヤモンドリングとエタニティリング

婚約指輪には、ダイヤモンドリングとエタニティリングの、2つのタイプの指輪があります。
一般的にはダイヤモンドリングが婚約指輪の象徴で、ほとんどの人が選ぶ指輪です。
しかし、エタニティリングは、結婚指輪に選ぶ人が多いものの、価格がダイヤモンドリングよりも抑えられる傾向である上に、使い勝手がよいとされることから、婚約指輪に選ぶ人がいます。
ダイヤモンドリングでも、選び方次第で、使い勝手が良く、普段使いできる指輪を入手できます。
また、エタニティリングを選ぶ人は、1割にも満たず、少数派です。(「ゼクシィ結婚トレンド調査」)。
しかし、価格を抑えることと、使い勝手の良い指輪を無難に選べることから、婚約指輪の購入条件によく合いそうな人は、エタニティリングも選択肢に含めます。
ダイヤモンドとリング枠を分けて考える

一般的な婚約指輪は、ダイヤモンドとリング枠に分けて考えることをおすすめします。
ダイヤモンド

婚約指輪のダイヤモンドは、「大きさ」、「形」及び「品質」の3つで決まり、それらの違いによって、価格や婚約指輪の印象が変わります。
「大きさ」は、基本的にカラットの単位で考え、0.2~0.3カラット台が、最も選ばれている大きさです。
しかし、0.1カラット台を選ぶ人もいれば、豪快に2.0カラットを選ぶ人もいます。
「形」は、ほとんどの人が丸い形のラウンドを選びますが、楕円形や四角形、ハート形などのダイヤモンドを選ぶ人も少数います。
「品質」は、少し専門的な基準で細かい選択肢が多く、人によって、見た目の良さや価格、「理想のダイヤモンド」に近づけたいという希望などによって、選ぶ品質が詳細に異なってきます。
品質の具体的な内容は、本記事で後述します。
リング枠

婚約指輪のリング枠は、
- 小粒ダイヤモンドの装飾
- 基本的な全体デザイン
- ディテールの違い
- 素材の違い(…etc.)
によってバリエーションがあり、人によって、それぞれ好みが分かれてきます。
リング枠には、「小粒ダイヤモンドの装飾」をまったくしない人もいれば、ふんだんに装飾する人もいます。
また、「素材の違い」では、純白色のプラチナを選ぶ人がほとんどですが、ゴールド色のイエローゴールドを選ぶ人も少数います。
リング枠のバリエーションは、唯一無二に近く、人それぞれ異なります。
納期

婚約指輪は、通常、ダイヤモンドを選んでリング枠にセッティングするセミオーダーメイドになるため、注文してから受け取りまでには、1ヶ月程度時間が必要です。
婚約指輪は、希望のダイヤモンドを発注し、そのダイヤモンドの大きさに合わせてリング枠にセッティングするため、一つ一つの商品にオーダーメイドの要素があります。
注文してから受け取りまでには、ショップや指輪のオーダー内容によって異なり、平均的には1ヶ月程度の印象ですが、数週間で納品してもらえる場合もあれば、2~3カ月必要な場合もあります。
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婚約指輪の基本となる選び方|見た目の印象を決めるポイント

婚約指輪は、見るべきポイントを重要度の高い順に確認することが、基本の選び方としておすすめです。
婚約指輪を選ぶ上で、見るべき重要なポイントを、ランキング形式で紹介します。
婚約指輪の基本的な選び方として、ぜひ参考にしてみて下さい。
第1位|ダイヤモンドの大きさ

ダイヤモンドの大きさは、婚約指輪を選ぶ際、最も重要なポイントになります。
ダイヤモンドの大きさは、婚約指輪の価格とデザインに最も影響を及ぼすポイントです。
ダイヤモンドの大きさは、カラットを基準に決められ、最も選ばれている0.2~0.4カラットの婚約指輪は、20~40万円が相場になりますが、0.5~0.7カラットになると50~100万円が中心で、1.0カラットになると180万円以上が目安になってきます。
しかし、0.2~0.4カラットの婚約指輪は、指によく馴染んで華奢な印象を放ち、リング枠に工夫が見られるデザインが多く、0.5~0.7カラットになると、ダイヤに存在感が出始めて華やかな印象を放ち、整った形の綺麗なデザインが多くなってきます。
さらに、1.0カラットまでになると、ダイヤの存在感がとても強くなって豪華な印象を放ち、単純なデザインでも十分美しい見た目に仕上がるようになってきます。
長い視点で見ると、ダイヤモンドは、大きめのサイズの方が評価は高く、年齢を重ねても「進んで身に着けたい」と感じる機会が多い印象です。
そのため、ダイヤモンドは、なるべく大きめを選ぶことがおすすめです。
しかし、大きめのダイヤモンドが購入条件に合わない場合は、ダイヤモンド以外のリング枠を、工夫して選びます。
第2位|小粒ダイヤモンドの装飾

小粒ダイヤモンドの装飾は、婚約指輪を選ぶ上で、見るべき重要なポイントです。
小粒ダイヤモンドの装飾によっては、価格が大きく変化することが多いです。
例えば、ダイヤモンドやデザインの細かい条件にもよりますが、
- 0.2~0.4カラットで小粒ダイヤモンドがふんだんにあしらわれている指輪
- 0.5~0.7カラットで小粒ダイヤモンドがあしらわれていない指輪
の2本の指輪の価格が、同額程度になることもあります。
また、デザインも、小粒ダイヤモンドがどれほどあしらわれているのかによって大きく変わります。
デザインは、小粒ダイヤモンドがあしらわれていない場合、シンプルな指輪になります。
しかし、小粒ダイヤモンドが、両脇のアーム全体にあしらわれていれば、華やかな指輪になり、さらにダイヤモンドの周りを一周して取り囲んだり、複数列ダイヤを並べたりすれば、豪華な指輪になります。
小粒ダイヤモンドによりデザインが異なると、身に着けた時の印象が大きく異なります。
長い視点で見ると、婚約指輪は、小粒ダイヤモンドがあしらわれ、華やかな印象を示すデザインの方が年齢を問わず好まれる傾向にあるため、おすすめです。
しかし、小粒ダイヤモンドが良くあしらわれているデザインが購入条件に合わない場合は、リング枠の他のデザインを工夫する必要があります。
第3位|ダイヤモンドの形(ラウンド、オーバルなど)

ダイヤモンドの形は、婚約指輪を選ぶ上で、重要なポイントになります。
ただし、一般的に婚約指輪のダイヤは丸い形のラウンドで、ダイヤモンドの形を選べるお店は少ないため、選べる場合に限ります。
ダイヤモンドの形は、
- デザイン
- 購入スタイル
に影響を与えます。
「デザイン」は、一般的な丸い形のダイヤモンドから楕円形や矩形、ハート形などのダイヤモンドにすると、指輪は一気に個性的になります。
例えば、楕円形のオーバルカットは優雅で柔らかい印象に、矩形のエメラルドカットは上品でクラシックな印象に、ハート形は愛らしい雰囲気を纏(まと)うようになります。
また、「購入スタイル」は、一般的な丸い形以外を選ぶとなると、実際の形の細かい違いを自身の目で確かめる必要があります。
さらに、流通量も一気に減って選択肢が限られるため、「条件に合うものを探す」というよりも、「与えられた条件を受け入れる」というような、その場で注文を決める一期一会の購入スタイルになる傾向です。
そのため、選ぶ際に、ある程度の知識と時間が必要なことから、ほとんどの人は、丸い形を選びます。
しかし、 判断を強いられる分、場合によっては丸い形のダイヤよりも安価で入手できたり、贈る相手の彼女の好みと合致すれば、他人と被りにくい特別感のある指輪にできるため、実は、丸い形以外のダイヤモンドもおすすめです。
丸い形以外のダイヤモンドをより詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧下さい:
第4位|デザインタイプ(ソリテール・ヘイロー・トリロジーなど)

婚約指輪には、古くから愛される定番のデザインタイプがあり、海外のハイブランドなどでも展開しています。
デザインタイプは、婚約指輪を永く愛用できるポイントにつながる上に、人によって好みの合致するタイプが見つかるため、選ぶ際に押さえておきたいポイントです。
婚約指輪のデザインタイプで最も選ばれているのは、ダイヤモンド1粒のみを使用するソリテール(ソリティア)です。
ソリテールは、価格を抑えられるデザインであるため人気ですが、“大きめのダイヤモンドとの相性が良い”ということに注意したいです。
婚約指輪は、ダイヤモンドの美しい輝きが大切な要素になるため、ダイヤモンド1粒のみで、デザインを成り立たせるには、本来、大きめのダイヤモンドをセッティングする必要があります。
ソリテールのデザインでは、最低でも0.5カラットは欲しいところで、理想は1.0カラット以上です。
一方で、ソリテールとは大きく異なり、ダイヤモンドを豊富にあしらうデザインの種類で人気なのが、ヘイローです。
ヘイローは、取り巻きのデザインの意味で、指輪が豪華な印象になるうえに、メインのダイヤモンドが大きく輝いて見えることが好まれる特徴です。
さらに、センターダイヤの両脇に大きめの石をセッティングする、トリロジーのデザインも、愛らしくて人気です。
3石並べる大きめのストーンの組み合わせが重要で、バランスの優れるものであれば、ダイヤモンドの美しい輝きが奥ゆかしく、価値の高い婚約指輪になります。
婚約指輪を定番のデザインタイプで選べば、指輪を永く愛用できる可能性も高まるため、おすすめです。
第5位|デザインのディテール

デザインのディテールは、贈る彼女の好みと合えば、婚約指輪を永く愛用できるポイントにつながるため、多少は押さえておきたいポイントです。
デザインのディテールは、婚約指輪におけるその他の細かいポイントですが、“バンドの形”は、国内でよく着目されています。
バンドの形は、ストレートが一般的ですが、ウェーブ状の場合、女性らしい柔らかな印象が加わります。
また、“ダイヤモンドのセッティングスタイル”も、4か所でダイヤが留まるスタイルが基本ですが、6か所で留まるスタイルの場合、クラシックな印象が加わり、伝統的な婚約指輪のスタイルになります。
デザインのディテールには、他にも、“ミル打ち”など、指輪の雰囲気をアンティークや異国風にする加工法などがあります。
デザインのディテールを考えることは、「ダイヤモンドの大きさは控えめでも、デザインを彼女の好みにとことん合わせたい」というような場合、永く愛用できる婚約指輪を選ぶ上で有効です。
第6位|素材(プラチナ・ゴールドなど)

素材は、9割以上の人がプラチナを選ぶため(「プラチナ・ギルド・インターナショナル」調べ)、ほとんどの人には当てはまりませんが、プラチナ以外の素材を検討する人にとっては、考えておきたいポイントです。
プラチナは、純白の輝きがブライダルと相性が良いです。
しかし、イエローゴールドを選ぶ場合、指輪はクラシックな印象になり、美しいゴールドカラーが、肌によく馴染みます。
また、ピンクゴールドの場合は、素材から温かみを感じられ、女性らしさや愛らしい印象を引き立てます。
贈る彼女の好みとよく合いそうな素材がある場合は、婚約指輪を選ぶ際に、選択肢として加えておくと良いです。
ダイヤモンドの品質を選ぶ|見た目以外の重要ポイント

ダイヤモンドの品質は、
- カラー(Color)
- クラリティ(Clarity)
- カット(Cut)
の3つに分けて考えます。
ダイヤモンドの品質は、大きさ・カラットによって、選び方が異なります。
0.2~0.4カラット辺り

0.2~0.4カラット辺りのダイヤモンドの場合、
カラーはD~F
クラリティはIF~VS2
カットは3EX
から、一般的には選びます。
それらの範囲内で選べば、価格は変わりますが、実際の見た目はいずれのグレードでも変わりません。
高いグレードを選ぶことは、より「完璧に近いダイヤモンド」としての意味合いが強くなります。
しかし、最高のグレードを選んだからと言って、FやVS2と比べて見た目が良くなることはありません。
カラーは、Fの下にGやHというグレードがありますが、価格をどうしても抑えたいという場合は、それほど見た目の品質には影響が出ないので、それらのグレードを選んでも良いと思います。
0.5~0.7カラット辺り

0.5~0.7カラット辺りのダイヤモンドの場合、
カラーはE~G
クラリティはVVS1~VS2
カットは3EX、EXCELLENT
から、一般的には選びます。
それらの範囲から選べば、価格は変わりますが、実際の見た目はいずれのグレードでも変わりません。
価格をどうしても抑えたいという場合、カラーはGの下に「H」や「I」、クラリティ―はVS2の下に「SI1」、カットはEXCELLENTの下に「VERY GOOD」というグレードがあり、検討の範囲になります。
カラーの「H」は、それほど見た目の品質には影響は出ませんが、カラーの「I」は、ダイヤの大きさによって見た目の違いを感じる可能性を否定できません。
また、クラリティ―の「SI1」やカットの「VERY GOOD」は、ダイヤモンドによって、見た目の違いをあまり感じないものと、多少感じてしまうものがあるため、専門家の意見を取り入れながら、慎重に選ぶ必要があります。
カラーとクラリティーの詳細に興味があれば、よろしければ以下の記事もご覧下さい:
1.0カラット辺り

1.0カラット辺りのダイヤモンドの場合、
カラーはG、H
クラリティはVS1~SI1
カットは3EX、EXCELLENT、VERY GOOD
を中心に選ぶケースが多くなってきます。
1.0カラット辺りからは、流通量が少なくなるため、ダイヤモンドを指定した通りの品質で注文できなくなってきます。
さらに、グレードの高い石も少なくなってくるため、結果的に、上記で挙げたグレードが中心になってきます。
1.0カラット辺りからは、品質に、多少の妥協を考えるケースが増えてきます。
その際、カラーは、Hの下にIというグレードがありますが、見た目に違いを多少感じることがあるため、Hまでを選択の範囲にしておくことが無難です。
また、クラリティは、SI1を、カットは、VERY GOODを上記で挙げましたが、それらのグレードを選ぶ際は、見た目に多少影響が出る可能性があるため、専門家の意見を取り入れて選ぶ必要があります。
いずれにしても、1.0カラット以上のダイヤモンドは高額なため、GIA G. G.(米国宝石学会宝石鑑定士)を取得する専門家の意見を聞くか、確認の入ったものを、なるべく購入するようにしましょう。
予算別・婚約指輪の選び方

婚約指輪の選び方を、予算別で紹介します。
20〜30万円台前半

婚約指輪で20~30万円台前半の予算は、全国平均からすると、やや控えめです。
やや控えめの予算で婚約指輪を選ぶ場合の選び方を、重要なポイント順に、解説していきます。
1. 彼女と一緒に選ぶこと

やや控えめの予算で婚約指輪を選ぶ場合、贈る相手の彼女と一緒に、婚約指輪を選ぶことをおすすめします。
やや控えめの予算の場合、ダイヤモンドの大きさや小粒ダイヤモンドの装飾にあまり予算を充てられない分、彼女の好みや日常的なスタイルに合ったデザインを選ぶことの重要性は高まります。
そのため、婚約指輪を選ぶ際は、彼女と一緒に、実際に身に着ける立場としての意見を聞きながら、愛用してもらえるピッタリの指輪を選んでいきましょう。
2. エタニティリングを選択肢に入れる

やや控えめの予算で婚約指輪を選ぶ場合、まずはエタニティリングを選ぶことも検討してみて下さい。
やや控えめの予算の場合、ダイヤモンドリングでは、選択肢がそれなりに絞られてしまいます。
しかし、エタニティリングでは、ダイヤモンドリングよりも価格帯が低めであるため、選択肢が広がります。
さらに、エタニティリングは、普段使いしやすいデザインであることから、購入後も彼女に愛用してもらえる可能性が高まります。
そのため、やや控えめの予算で婚約指輪を選ぶ場合は、定番のダイヤモンドリングに縛られず、エタニティリングも一度は検討してみて下さい。
3. お店選びを入念に行う

やや控えめの予算で婚約指輪を選ぶ場合は、お店選びが大切になってきます。
お店によって、取り扱う指輪の価格帯が異なることもありますが、指輪の品質やサービスが、お店によって異なります。
やや控えめの予算でも、親身になって指輪を提案してもらえ、予算を充てる部分と妥協する部分を細かく相談できるお店などが理想です。
まず、素材(地金)とダイヤモンドの最低限の品質及び指輪の耐久性は、予算を充てるべきです。
しかし、ダイヤモンドの品質でも、見た目に影響を与えない範囲では、多少、妥協することができます。
さらに、デザインも、コストのかからない設計にすれば、予算を多少は妥協できます。
購入後のアフターサービスも、必要な時のクリーニングやメンテナンス、サイズ直しにも対応してもらえるお店を利用できれば、安心して指輪を普段使いできます。
4. 実際にダイヤモンドリングを選ぶ

やや控えめの予算でダイヤモンドリングを選ぶ際は、0.2カラット台が中心になり、小粒ダイヤモンドのなるべく多くあしらわれた指輪を選びましょう。
ダイヤモンドの大きさは、0.2カラット台が中心にはなりますが、もし見た目を損なわない範囲でダイヤモンドの品質グレードを下げられれば、0.3カラット台も選べる可能性があります。
しかし、デザインを選ぶ際は、小粒ダイヤモンドがなるべく多くあしらわれた指輪を選びましょう。
ダイヤモンドの大きさが控えめでも、小粒ダイヤモンドの装飾で、いくつか石が並び、華やかなデザインを入手できなくはありません。
ただし、小粒ダイヤモンドにも品質があるので、最低限の品質が保証された店舗で選ぶようにしましょう。
最後に、デザインのディテールは、一緒に選んでいる彼女と決めると良いと思います。
例えば、バンドの形状をウェーブ型にしたり、6本爪のスタイルを選ぶことなどは、価格を大きく引き上げる要素にはならず、満足度を高められます。
30万円台後半〜40万円台前半

婚約指輪で30万円台後半〜40万円台前半の予算は、ちょうど全国平均の程度です。
平均的な予算で婚約指輪を選ぶ場合の重要な点を、順番に解説していきます。
1. 彼女と一緒に選ぶことがおすすめ
平均的な予算で婚約指輪を選ぶ場合、贈る相手の彼女と一緒に、婚約指輪を選ぶことをおすすめします。
平均的な予算の場合、ダイヤモンドの大きさや小粒ダイヤモンドの装飾に対し、確実に予算を充てられるほどではなく、その分、彼女の好みや日常的なスタイルに合ったデザインを選んでいく必要があります。
そのため、実際に身に着ける立場としての意見を聞きながら、愛用してもらえるピッタリの指輪を選べると良いでしょう。
2. 実際に選ぶ
平均的な予算で婚約指輪を選ぶ場合、
0.5カラット以上のダイヤモンドがセッティングされた指輪
又は
0.2~0.3カラット台が中心で小粒ダイヤモンドが多くあしらわれた指輪
を選べると良いです。
実際に選ぶ際は、両方の指輪の可能性を把握して、選ぶと良いです。
3. 「0.5カラット以上のダイヤモンドがセッティングされた指輪」を検討する

「0.5カラット以上のダイヤモンドがセッティングされた指輪」について、ダイヤモンドは0.5カラット以上あれば、婚約指輪のデザインは安定し、幅広いデザインでも、美しいと感じられる指輪が増えてきます。
そのため、ダイヤモンドの大きさによって、愛用してもらえる指輪を選べる可能性が高まります。
しかし、平均的な予算で0.5カラット以上の指輪を選ぶのは不可能ではありませんが、工夫が必要です。
平均的な予算で0.5カラット以上のダイヤモンドを入手するには、ダイヤモンドの品質のグレードを、見た目に影響を与えない範囲で、下げる必要があります。
また、ダイヤモンドの形を、一般的な丸い形から、楕円形などの他の形に変更することで、価格を抑えられる可能性もあります。
さらに、条件に合うダイヤモンドを選ぶには、ダイヤモンドを柔軟に選択させてもらえるようなお店を選ぶ必要もあります。
そのため、0.5カラット以上の指輪を選ぶ場合は、選び方に工夫が必要です。
4. 「0.2~0.3カラット台が中心で小粒ダイヤモンドが多くあしらわれた指輪」を検討する

「0.2~0.3カラット台が中心で小粒ダイヤモンドが多くあしらわれた指輪」について、0.2~0.3カラット台のダイヤモンドでも、小粒ダイヤモンドが多くあしらわれていれば、婚約指輪の印象は華やかになります。
華やかな印象の指輪は、幅広く好まれる傾向にあるため、小粒ダイヤモンドの装飾によって、愛用してもらえる指輪を選べる可能性が高まります。
小粒ダイヤモンドのあしらいは、プラチナや地金の部分を覆いつくすように、ダイヤモンド両脇のアームに、隙間なく、綺麗に並べられた装飾などがおすすめです(上画像)。
5. デザインのディテールと素材

デザインのディテールと素材は、一緒に選ぶ彼女の意見をよく取り入れながら、決めていきましょう。
例えば、バンドの形状がウェーブ型のものを検討したり、6本の爪でダイヤが留まるデザインや、ミル打ちの加工で異国風のイメージのあるデザインなどを検討して、彼女の好みやライフスタイルにぴったりな印象のデザインを考えます。
平均的な予算で指輪を購入する場合、彼女の好みによっては、ゴールドカラーが美しく、クラシックな印象を纏(まと)う、イエローゴールドなどの素材も、検討することができます。
デザインのディテールや素材が、彼女の好みや日常のスタイルと合うものであれば、その分、愛用してもらえる可能性が高まります。
40万円台後半〜50万円以上

婚約指輪を購入する全国平均価格からすると、40万円台後半〜50万円以上は平均以上です。
平均以上の予算で婚約指輪を選べる場合は、ダイヤモンドが0.5カラット以上の指輪を基本に選びましょう。
婚約指輪の代表的なデザインである、1粒のダイヤモンドのみセッティングするソリテールでは、ダイヤモンドが大きいほど美しくなります。
小粒ダイヤモンドの装飾がない分、ダイヤモンドの美しい輝きがとても重要で、最低でも0.5カラット、理想は1.0カラット以上あると、彼女にたいへん喜ばれる指輪になると思います。
また、小粒ダイヤモンドが繊細に美しく輝くリングも素敵です。
ヘイローのような、ダイヤモンドを一周取り巻くデザインは、多くの人の憧れの対象となり、中央のダイヤモンドが大きく輝いて見える上に、着用すると、はっきりとした華やかさを演出してくれます。
さらに、彼女の意見も必要かも知れませんが、一般的な丸い形とは異なるダイヤモンドを使うことも、婚約指輪の美しさを個性的に引き立ててくれます。
仮にヘイローのデザインを取り入れると、楕円形のダイヤモンドには、楕円の輪郭を、ハート形のダイヤモンドには、ハートの輪郭を描きながら、小粒ダイヤモンドが並んで装飾されます。
他にも、トリロジーのような、宝石が3つ横に並ぶデザインでも、両脇のダイヤモンドを、洋ナシ形や台形のダイヤモンドなどを添えながらセッティングすることで、大胆に仕上がりながら美しくダイヤモンドが輝く、豪華な指輪になります。
予算に、さらに余裕感のある場合は、海外のハイブランドなども検討してみても良いでしょう。
王侯貴族から認められた、信頼感のある品質とデザインの美しい優雅な婚約指輪を、ブランドで入手できます。
このように、平均以上の予算で選ぶ婚約指輪は、0.5カラット以上のダイヤを基本に、
- ダイヤの大きさをとにかく追求する
- ヘイローのような多くの人に愛される憧れのデザインを選ぶ
- 丸い形以外のダイヤモンドを使って大胆に美しいリングを選ぶ
- 海外のハイブランドで確かなクオリティとデザインを求める…etc
といった方法で、彼女にふさわしい指輪を選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ

婚約指輪の選び方にはさまざまなスタイルがある中、指輪を選ぶ上での重要なポイントはいくつかあります。
そのため、婚約指輪を選ぶ際は、重要となるポイント順に、判断していくことが、基本となるおすすめの選び方です。
特に、Top2を一覧すると、「ダイヤモンドの大きさ」及び「小粒ダイヤモンドの装飾」は重要になってくるため、覚えておくと良いです。
人によって、婚約指輪にかける予算は異なるため、それぞれの背景によって選び方は異なってきますが、基本の選び方は変わりません。
そのため、基本の選び方を踏まえた上で、条件に合わせて、贈る相手の女性に永く愛用してもらえるような指輪を選んでいけると良いです。
婚約指輪は一生モノと言われ、「永遠の愛」の象徴とされるダイヤモンドやプラチナなどの素材も高価なことから、人並み以上の予算を用意できない限り、選択範囲が狭まってしまうことがよくあります。
そのため、限られた選択の中でも、長く愛用してもらえる指輪を選ぶために、パートナーと一緒に細かく意見を聞きながら、じっくり時間をかけて選ぶことをおすすめします。
ぜひ、素敵な婚約指輪をお作り下さい!
素敵な婚約指輪を購入したい方、
来店予約を受け付け中です!

理想の婚約指輪をお探しでしたら、
一度当店のサービスを体験してみませんか?
- 1996年創業名古屋のジュエリーブランドで、まずは婚約指輪で理想の1本に出会うためのアドバイスを、専門家が無料で行っております。
- 「婚約指輪を知りたい」「ダイヤモンドの目安を把握したい」「デザインのバリエーションを知りたい」「婚約指輪の悩みを聴いてほしい…」という方は、お気軽にご相談下さい。
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