婚約指輪はいる?いらない?その理由と迷ったときに知っておきたい本当の価値
- 2025.09.05
- コラム

婚約指輪は「いる派」と「いらない派」に分かれることが多いテーマです。
「実際、婚約指輪って必要なの?結婚指輪だけでもいいのでは?」と悩む方も少なくありません。
確かに、婚約指輪を買わないカップルも3割ほど存在し、費用面や実用性を理由に「いらない」と考える人も増えています。
しかし一方で、婚約指輪には「彼女への想いを永遠の形に残せる」「何十年先も使える」「特別な瞬間を象徴する」といった、他の贈り物にはない価値があります。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
この記事では、婚約指輪が「いる」とされる理由と「いらない」とされる理由を整理し、本当に納得のいく選び方のヒントをお伝えします。
目次
そもそも婚約指輪とは?結婚指輪との違い
婚約指輪は、男性が「結婚の約束」のために女性に贈る指輪です。
結婚指輪は、結婚式で新郎新婦が指輪を交換して身に着けますが、婚約指輪は、男性が女性に一方的に贈るという形式と、女性のみが身に着けるという点で異なります。
また、婚約指輪は、結婚指輪よりも、歴史が古いです。
現在のように、ダイヤモンドのリングを贈る形式ではありませんが、婚約の契約成立の証拠として用いられていた指輪が、紀元前の古代ローマの時代までさかのぼって確認されています(1)。
中世になると、ヨーロッパで、騎士が求婚の際のシンボルとして、当時の色石付の指輪を贈るシーンが絵で残っています。
そして、15世紀になると、ダイヤモンドの婚約指輪が、王侯貴族などの間で使われるようになってきます。
一方で、結婚指輪は、中世ヨーロッパのキリスト教で、伝統的な結婚式の指輪交換に用いられてきた歴史があり、一般化したのは、14~16世紀のルネサンス時代からです。
そのため、婚約指輪は、男性が女性に贈る特別な指輪で、その伝統は、結婚指輪よりも歴史が長いです。
なぜ婚約「指輪」なのか?
婚約“指輪”が贈られる背景には、婚約指輪自体が持つ長い歴史と、日本が欧米の指輪文化を受容した背景があります。
婚約指輪は、ヨーロッパで古くから存在する習俗で、女性に結婚を申し出る際には、指輪が贈られてきました。
また、日本国内にはもともと現在の婚約指輪に基づく風習はありませんでしたが、1960年代の高度経済成長期を中心に、欧米から入ってきた婚約指輪の文化を市場や大衆が受け入れました。
日本国内では、婚約指輪と結婚指輪は、比較的新しい文化のため、現代は、指輪の代わりにネックレスなどを贈る風習もあります。
しかし、それらの風習は、世界的だけでなく国内で見ても、指輪を贈る習俗には勝りません。
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婚約指輪はいらないと言われる理由
婚約指輪がいらないと言われる理由は、予算感や普段使い、結婚観などに問題があると考えられているためです。
婚約指輪を含む記念品は、27.9%の人が、購入していないと回答しています(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」)。
そのうち、婚約記念品がなかった理由を調査してランキングすると、
1位「お金がもったいないから」→38.8%
2位「普段身に着けるものではないから」→23.2%
3位「婚約指輪に意味を感じないから」→17.5%
4位「使える期間が短いから」→14.1%
4位「結納しなかったので必要なかった」→14.1%
(以下略)
という順位になります(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」)。
「お金がもったいないから」については、婚約指輪は、帽子やバッグなどのアイテムやアクセサリーとは異なる、ジュエリーであるため、それなりの予算が必要なことから、問題提起されるものと考えられます。
また、「普段身に着けるものではないから」や「使える期間が短いから」については、婚約指輪を購入する人が、婚約から結婚までの期間や結婚後の特別なイベントを除き、普段身に着ける機会が少ないとされているため、問題提起されるものと考えられます。
さらに、「婚約指輪に意味を感じないから」や「結納しなかったので必要なかった」は、結婚観や、結納の形式が多様化しているため、問題提起されるものと考えられます。
そのため、婚約指輪は、価格的な問題や普段使いしにくいというイメージ、結婚に対する価値観や形式の多様化などが理由となり、いらないと言われているものと考えられます。
婚約指輪はなしで結婚指輪のみのカップルが多い?
婚約指輪は購入しないものの、結婚指輪のみ買ったカップルは多いです。
婚約指輪は3割近くの人が購入しないものの、結婚指輪は98.2%の人が購入しています(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」)。
婚約指輪の平均価格は、1本で39.0万円であるものの、結婚指輪の平均価格は、2本で29.7万円と、婚約指輪に比べて予算は必要ありません。
また、結婚指輪は、夫婦二人が日常でも身に着けることが前提であり、普段使いしやすいです。
婚約指輪は、「お金がもったいないから」と「普段身に着けるものではないから」の理由でいらないとされるのが62.0%と半数以上です(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」)。
結婚指輪は、それらの理由に繋がる問題が解消されるため、よく購入されるものと考えられます。
それでも婚約指輪が選ばれる理由
3割近くの人が選ばなかったとしても、婚約指輪が選ばれるのには、いくつか理由があるものと考えられます。
基本と文化的な理由に分けて、それぞれ、詳しく解説します。
基本的な理由
婚約指輪は、プロポーズで相手の女性に想いや気持ちを伝える贈り物として、最適な形だと考えられます。
まず、婚約指輪のダイヤモンドは、天然から生まれた希少な宝石であり、特別なストーリー性があります。
また、ダイヤモンドはルビーやサファイアなどの宝石よりも硬く、リング枠に用いるプラチナも変色することがないため、耐久性が高い上に、何十年たっても劣化することはありません。
さらに、人によっては興味を持ち始める人もいるくらい、ジュエリーとして魅力的で、キラキラときらめくように外観が優れます。
そのため、婚約指輪は、特別感があって永く愛用もできることから、彼女への想いを伝えるのに適した贈り物であり、プロポーズの際、婚約指輪に勝るプレゼントは、ほとんどないのではないかと考えます。
文化的な理由
婚約をプロポーズする際に、指輪を贈るのには、文化的な背景があるためと考えられます。
婚約指輪を贈る文化は、古代ローマの時代までさかのぼれ、慣習的に人々が行ってきました。
日本国内では婚約指輪のルーツ的な歴史はありませんが、昭和期を中心に、欧米で培われた指輪の文化を受け入れ、今に至るまで、受け継がれてきました。
しかし、現在は、結婚観も多様化し、婚約指輪を購入しない人も3割近くいます。
そのため、今後は国内で婚約指輪に対する考え方やスタイルも変わっていくかも知れませんが、それでも、文化的な背景を理由に、特別な思い出を残すためにも、大多数の人が婚約指輪を贈っています。
婚約指輪はいる?いらない?
婚約指輪は、一般的には「いる」とされますが、予算や普段使い、結婚観に対して、独自の考えや新たな考え方があって「いらない」とされるのも事実だと思います。
婚約指輪を「いる」と考える人は、アンケート調査で7割近くいることが事実です。
婚約指輪が、プロポーズを機に、彼女への贈り物として最適であり、文化的な背景からも自然なことと捉えている人が大多数であるものと推察します。
しかし、婚約指輪を「いらない」と考える人は、どうしても予算を割り振りたくなかったり、普段使いのノウハウに触れることができなかったり、結婚に対する価値観がこれまでの時代とは異なったりするものだと思います。
そのため、婚約指輪の購入に迷っており、一応「いる」とは考えるものの、「いらない」という選択肢もあるのではないかと考える人も、一定数はいるのではないかと思います。
婚約指輪の購入に迷っている人へ伝えたいこと
婚約指輪の購入に迷っている人には、婚約指輪の「普段使い」について、伝えたいことがあります。
婚約指輪は、「普段使いできない」という考えが一部あるために、「いる」のか「いらない」のか迷ってしまうのだと思います。
しかし、婚約指輪が「普段使いできない」という考えは誤りで、本来は、積極的に普段使いし続けなくてはいけません。
そのため、「普段使いできないから」といった理由で婚約指輪を購入しないという周りの情報は、あまり鵜吞みにしないでほしいです。
「普段使いを続けられる」婚約指輪を選ぶ方法
婚約指輪がなぜ、「普段使いできない」とされるのかを考えると、それには、一般的な選び方に原因があるのではないかと考えます。
日々宝飾品を扱う筆者は、婚約指輪を購入する条件として、「普段使いを続けられて永く愛用できること」を提示しております。
その条件を満たすには、
- 大粒のダイヤモンドを選ぶこと
- エタニティリングを選ぶこと
- デザイン探しに時間と労力を費やすこと
の3つのうち、1つを満たす必要があると考えます。
条件を満たす方法のうち、最も簡単なのは、1の「大粒のダイヤモンドを選ぶこと」と2の「エタニティリングを選ぶこと」です。
しかし、1の「大粒のダイヤモンドを選ぶこと」は、人並み以上の予算が必要であるため、購入を迷っている人にとっては、ダイヤモンドの購入の仕方を工夫しない限り、なかなか達成できないと思います。
(なぜ、「大きいダイヤモンドを選ぶこと」が、「普段使いを続けられて永く愛用できること」につながるのかについての詳細は、次の記事をご覧下さい:婚約指輪の平均とは?年代別の金額・相場・ダイヤの大きさ・デザインをわかりやすく紹介)
また、2の「エタニティリングを選ぶこと」は、実際にエタニティリングのスタイルを選んでいるのは4.9%のみであり(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」)、多くの人は、中央にメインのダイヤモンドが留まる婚約指輪の基本的なスタイルに憧れを持っているものと考えます。
エタニティリングは普段使いしやすいデザインで有名ですが、多くの人は、一般的なデザインの婚約指輪を買いたいと考えると思います。
しかし、3の「デザイン探しに時間と労力を費やすこと」は、条件を満たすのには努力が必要なものの、取り組むことは容易なため、おすすめです。
婚約指輪は、デザインが優れ、彼女の好みや生活のスタイル、日常的なファッションなどに合うのかを、自分とパートナーでお互い意見を交わしながらとことん吟味し、お店もいくつか回れれば、「普段使いを続けられて永く愛用できること」ができると思います。
全国アンケートで「(婚約指輪は)普段身に着けるものではないから」が「いらない」理由の2位に上がってくるということは、多くの人が、「デザイン探しに時間と労力を費やすこと」が出来ていないか、「普段身に着けられる」ことに実を結べなかったものと推察します。
そのため、「いる」か「いらない」かに迷っている人は、彼女と婚約指輪のデザインについてよく話し合い、さまざまなお店のデザインにも触れて、「普段使いを続けられる」感覚を体験していただき、購入の判断をしてほしいと考えます。
「普段使いを続けられる」婚約指輪を探すためのデザインのポイント
婚約指輪が「いる」のか「いらない」のか迷っている人に伝えたい、「普段使いを続けられる」婚約指輪のデザインの探し方を、重要なポイント順に紹介します。
1番目. ダイヤモンドの大きさを見る
ダイヤモンドの大きさを見ることは、「普段使いを続けられる」婚約指輪を探す上で最も重要なポイントです。
ダイヤモンドの大きさは、主に、
- 平均的
- 平均以上
の2つに分かれます。
「平均的」とは、具体的に0.2または0.3カラット台で、直径にすると3.8~4.8ミリ程度のダイヤモンドです。
この大きさのダイヤモンドは最も選ばれており、平均的なダイヤモンドで婚約指輪を探す場合は、以降の、デザインの探し方のポイントに移ります。
一方で、「平均以上」は、最低でも0.5カラットで1.0カラットは欲しいといったところの大粒のダイヤモンドで(※日々ジュエリーを取り扱う筆者の意見)、資産性があることが多く、指輪のデザインも相乗的に優れてきます。
そのため、平均以上のダイヤモンドは、選ぶだけで「普段使いを続けられること」につながりやすいです。
平均以上のダイヤモンドを選ぶ人は、少数派で予算も必要ですが、以降のポイントはあまり気にする必要はないです。
2番目. ダイヤが小さく見えていないかを確認する
次に、「普段使いを続けられる」婚約指輪を探す上で重要なのは、中央のメインダイヤが小さく見えていないかを確認することです。
デザインはダイヤモンドが主役のため、中心で引き立って輝くように作られる必要があり、ダイヤモンドと接触する爪が大き過ぎてもいけません。
ダイヤモンドが小さく見えないことは、婚約指輪としての基本かつ最低条件です。
3番目. デザインのタイプを判別する
「普段使いを続けられる」婚約指輪を探すには、デザインの“タイプ”を判別することが重要です。
デザインのタイプには、
- シンプル系
- 華やか系
- ゴージャス系
- カジュアル系
などのタイプがあり、それらを確認します。
1の「シンプル系」は、予算を抑えられて最も多くの人が選んでいますが、実は注意が必要なデザインです。
初めて婚約指輪を見る人にとって、シンプル系のデザインは魅力的に映ることが多いかもしれませんが、決して「普段使いを続けられる」ことにつながるとは限りません。
シンプル系のデザインは、本来、存在感を発揮する大粒のダイヤモンドにフィットしやすいデザインです。
平均的な0.2や0.3カラット台のダイヤモンドでは、これから数十年後なども踏まえた彼女の好みや生活のスタイル、日常的なファッションなどに合うのかはわかりません。
そのため、シンプル系のデザインを選ぶ場合は、さらに以降の、デザインの探し方のポイントを確認して下さい。
一方で、2の「華やか系」や3の「ゴージャス系」は、幅広い世代に人気のあるデザインになってきます。
小粒のダイヤモンドの装飾が多く、ゴージャス系になるほど、見る人に飽きを感じさせません。
予算が必要であるものの、華やか系、特にゴージャス系は、「普段使いを続けられる」可能性が高まります。
一応、4の「カジュアル系」は個性的なデザインが多く、購入するカップルが共有する特別な思い出などに直結するケースが多いです。
一般的なデザインではなくなるものの、個人的な意味合いの強い指輪になれば、自然と「普段使いを続けられる」ことにつながると思います。
そのため、華やか系やゴージャス系、カジュアル系のデザインは、以降のポイントに進む必要性は基本的にありません。
4番目. 数ピースの宝石の追加を考える
婚約指輪は、平均的な0.2や0.3カラット台のダイヤモンドで「シンプル系」のデザインであっても、数ピースの宝石が追加で装飾されることで、デザインに変化が生まれます。
さすがに10ピース以上を追加すると、華やか系のデザインになります。
しかし、数ピース程度であれば、予算を抑えた状態で、デザインに顕著な変化を与えられます。
また、宝石をあしらう数や位置で、デザインのバリエーションはぐっと増えます。
デザインのバリエーションを増やした上で、彼女の好みや生活のスタイル、日常的なファッションなどに合うデザインを吟味すれば、「普段使いを続けられる」婚約指輪につながる可能性が高まります。
ですが、平均的な0.2や0.3カラット台で「シンプル系」の婚約指輪は、まだまだデザインのバリエーションを増やせるポイントがあります。
5番目. アームの形を変えることを考える
婚約指輪のアームはストレートが基準ですが、ウェーブやV字の形に変えると、身に着けた時の印象が変わります。
ストレートは、多くの人が選択する形状で、純粋に、指輪が指に馴染みます。
しかし、ウェーブの形にすると、身に着けた時に女性らしい印象を与え、V字の形にすると、手元がスッキリとした印象になります。
身に着けた時の印象のバリエーションを増やした上で、デザインを吟味すれば、「普段使いを続けられる」婚約指輪に近づくと思います。
しかし、まだデザインのバリエーションを増やせるポイントがあります。
6番目. ディテール(細かい部分)の違いに着目する
婚約指輪のデザインは、細かい部分であっても、ディテールの違いによって変わります。
ディテールは、同じお店の商品の中で変わるというよりも、お店ごとの商品で変わります。
例えば、海外や国内ブランドは、予算が必要であるものの、全体的にディテールが優れています。
ヴァン・クリーフ&アーペルの、宝石を留めている部分がほとんど見えない「ミステリーセッティング」などは、ディテールの例として有名です。
また、歴史のあるブランドでは、王侯貴族などに認められてた経歴などがあり、ディテールがしっかりと計算されていて、こだわりを感じられます。
海外や国内ブランド以外にも、ブライダルジュエリーを専門とするようなお店は、予算的に手が届きやすく、ディテールというよりも商品の総合的なコンセプトがよく考えられています。
商品の総合的なコンセプトは、なるべく多くの人のニーズに合うように、世の中のトレンドを取り入れて考えられている傾向があります。
さらに、他にもオーダーメイドを専門とするようなお店は、手の届きやすい予算でありながら、ディテールは独特です。
個性や特別な思い出が反映されたディテールをデザインに施してもらえ、一人一人のニーズに親身に向き合ってもらえる傾向があります。
そのため、お店の違いによってディテールのバリエーションを増やした上で、デザインを吟味すれば、「普段使いを続けられる」婚約指輪に近づくと思います。
しかし、あと少しだけデザインのバリエーションを増やせるポイントがあります。
7番目. その他のポイント
他にも、ダイヤモンドの形や素材の色を変えることによって、婚約指輪の印象が変わります。
ダイヤモンドの形は、一般的なラウンドから楕円形、長方形などのシェイプにすると、それぞれ特有の個性が、指輪の印象に反映されます。
(ダイヤモンドの形と「それぞれ特有の個性」の詳細については、こちらの記事をご覧下さい:ダイヤモンドのカット種類とは?婚約指輪で「丸い形以外」を選ぶ魅力と注意点)
また、素材の色は、プラチナからイエローゴールドにするとクラシックで美しい色が映える印象に、ピンクゴールドにすると女性らしく温かみのある印象になります。
そのため、ダイヤモンドの形や素材の色によって指輪の印象のバリエーションを増やした上で、デザインを吟味すれば、「普段使いを続けられる」婚約指輪に、さらに近づくと思います。
まとめ
本記事をまとめると、以下の通りです:
- 婚約指輪が「いる」と言われる理由→プロポーズで相手の女性に想いや気持ちを伝える贈り物として、最適な形のため。また、結婚指輪よりも長い、文化的な歴史があるため
- 婚約指輪が「いらない」と言われる理由→予算感や普段使い、結婚観に問題があると考えられているため
- 「いる」か「いらない」か?→一般的には「いる」とされており、予算や普段使い、結婚観に対して、独自の考えや新たな考え方があって「いらない」とされるのも事実
- 迷っている人へ伝えたいこと→「普段使いできない」という考えは誤りで、本来は、積極的に普段使いし続けなくてはいけない
- 「普段使いを続けられる」婚約指輪を探す方法→デザイン探しに時間と労力を費やす。大粒のダイヤモンドやエタニティリングを選ぶのも一部の方法だが、少し現実的ではない
- 「普段使いを続けられる」婚約指輪を選ぶためのデザインのポイント:
-1. ダイヤモンドの大きさ→大粒ならOK。そうでない場合は以降も確認
-2. ダイヤが小さく見えていないかを確認
-3. デザインの“タイプ”→「華やか系」ならややOK。「ゴージャス系」ならOK。「シンプル系」の場合は以降も確認
-4. 数ピースの宝石やアームの形、ディテール、ダイヤモンドの形、素材の色など→それらの条件を変えてデザインのバリエーションを増やした上で、彼女の好みや生活のスタイル、日常的なファッションなどに合うデザインを吟味する
婚約指輪は、明治大正時代まで、もともと日本にはなかった文化で、現在も形を変えながら、一般的に根付いている文化です。
そのため、「いらない」と考える人や婚約の記念品を購入したとしてもネックレスや他の物を選ぶ人などがいることは、自然であると思います。
多くの人が婚約指輪の購入を決定している上で、実際に買おうかどうか迷っている人がいることは、なおさら、当たり前のことだと思います。
そこで、これまで様々な婚約指輪を販売してきた筆者が考えるのは、予算や結婚観の多様化は仕方ないにしても、「婚約指輪は普段使いできないもの」という考えは誤りだということです。
婚約指輪は、確かに、婚約記念の側面は強いですが、元々は、「ダイヤモンドリング」と言われるジュエリーです。
ジュエリーは、見るだけでも魅力的なものであり、身に着けやすく、普段使いを続けてこそ、愛着がわき、価値の出るものだと考えます。
そのため、婚約指輪も、喜んでもらえるのはもちろんですが、贈る彼女が身に着けやすく、普段使いをし続けてもらえて、愛用してもらえることまでを考えて、男性は購入するべきだと思います。
必ず「普段使いを続けられて永く愛用できる」とは限りませんが、大切にしてもらえる可能性を高める方法やポイントは、本記事で紹介したようにあります。
婚約指輪の購入に迷っている人は、ぜひ、とりあえず彼女といくつかの店を訪れて、婚約指輪は「普段使いを続けられるのだ」と感じてもらえた上で、後悔のないよう購入するかしないかを判断してもらいたいです。
婚約、結婚のとても素敵な経験のため、ぜひ、ご検討下さいね!
婚約指輪のお悩みは、ぜひ無料相談を。
チャームスジュエリーとは?
- 1996年創業名古屋のジュエリーブランド。
- 1人でも多くの方の「心を豊かに」できるジュエリー製作を心掛けています。
- 「デザインや目安を知りたい」「婚約指輪の悩みを専門家に聴いてほしい…」「オーダーメイドに興味がある」という方におすすめです!
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(1) 「図説 指輪の文化史」浜本隆志 著 河出書房新社