ジュエリーの改作・リフォームPart2
- 2022.11.28
- スタッフブログ
チャームスジュエリー職人兼オーナーの柘植です。
今回は前回のブログ記事に引き続き、ジュエリーの改作・リフォームについて、後半の内容をご紹介させて頂きます。
(前半の内容をご覧になっていない方は、是非こちらの記事をご覧下さい 〉)
よく一般的な広告などで紹介されている改作・リフォームは、「既成枠(きせいわく)」という、既に出来上がっている枠を使用することがあります。
「既成枠」は、簡単なペンダントなどでしたら、お値打ちにできることが多いので選択されるのも良いかと思います。
しかし、改作・リフォーム品の難しい問題は、石サイズに、それぞれバラツキがあることです。
石は留めようと思えば無理やり留められるものの、改作・リフォーム後の仕上がりの状態(具合)や、石の留まる部分を含めた強度の問題などが発生しやすくなります。
つまり、「永く使用するジュエリー」を製作することとは全く異なってきてしまいます。
そのため「既成枠」を選択される場合は、できるだけお気に入りのデザインで、石にピッタリと合ったものをお選びになることをお勧めします。
さて、ここで当店での改作・リフォームの特徴をご紹介させていただきます。
当店の改作・リフォームは、
デザインの打ち合わせ
↓
デザインのご提案
↓
鋳型となるワックス素材での確認(3Dプリンタで加工)
(+3Dデータの確認)
↓
製作
↓
納品
の順に進めております。
そのうちの「鋳型となるワックス素材での確認」は、当店の特徴のうちの一つです。目的として、「デザイン画と出来上がりが違う」といったトラブルを防ぐことがあります。
表記のある、「3Dプリンタ」や「3Dデータ」は、デザインを3Dでデータ作成してそのデータを3Dプリンタに入れることを意味します。プリンタを活用することで、自動的な加工が可能になり、「鋳型となるワックス素材」が作られます。
「鋳型となるワックス素材」は、のちに製作するジュエリーの原型になります。
当店では、その「鋳型となるワックス素材」を、実際に目で確認して頂きます。
それにプラスして、当店では3Dデータ単体を活用します。
当店設備のソフトウェアで、高精度な視覚的効果(物理演算)を3Dデータに加えることにより(=レンダリング)、出来上がりを予想できる再現画像を作成します。
当店では、再現画像と設計図なども併せてご用意いたします。
その他の工程に関しましては、製作途中の画像を当店サービスの一環として、随時お知らせいたしております。
(LINEなどを通じて行っております。LINE上で一緒に製作しているような体験も可能です。)
ジュエリー改作・リフォームにご興味のある方は、ぜひご相談くださいませ。
最後に、当店で改作・リフォームを検討される場合のことを記述します。率直に申し上げますと、数万円程の改作・リフォームでは、お値打ち感はないかも知れません。
しかし、高額になるほど、当店ではお値打ちにできるかと思います。
それらの改作・リフォームは、前述の当店における改作・リフォームの特徴に加え、一般的なジュエリーや一(いち)から製作するオーダージュエリーなどを常に製造している工房だからこその特徴になります。
納品後のジュエリーのメンテナンスやトラブルなどに、対応可能なところも強みとなっておりますので、改作・リフォームをご検討中の方もぜひご相談くださいませ。
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各SNSで情報提供を行っております。
また予約サイトも設けておりますので、ぜひご都合の日時でご予約下さい。