婚約指輪は本当にプラチナでいい?エンゲージリングに選ばれる理由と他素材との違いをわかりやすく解説

  • 2025.10.22
  • コラム
チャームスジュエリー 婚約指輪は本当にプラチナでいい?エンゲージリングに選ばれる理由と他素材との違いをわかりやすく解説

婚約指輪を探していると、どのお店でもプラチナの指輪を目にするのではないでしょうか。

「やっぱりプラチナが定番なの?」「本当にプラチナでいいのかな?」と迷う方も多いはずです。

実は、プラチナがエンゲージリングに選ばれてきたのには、見た目以上にしっかりとした理由があります。

耐久性・変色のしにくさ・ダイヤモンドとの相性など、ブライダルジュエリーに欠かせない条件をすべて満たしているのです。


こんにちは。チャームスジュエリーです。

この記事では、「なぜ婚約指輪にはプラチナが選ばれるのか?」という疑問に答えながら、ゴールドなど他素材との違いもわかりやすく紹介します。

どんな素材を選べば自分たちらしいリングになるのか、判断のヒントにしてみてください。

そもそもプラチナとは?

そもそもプラチナとは?

プラチナ(英:Platinum)は、アクセサリーに用いるシルバーよりも重厚な、婚約指輪を作る基本素材です。

正式には“白金(はっきん)”と呼ばれます。

プラチナの色は、シルバーの白色や、ホワイトゴールドの白色よりも、深みのある純白に見えます。

プラチナは、元素記号でPtと表されるように、プラチナで出来ている指輪には、リングの内側に、「Pt」と刻印が表示されます。

アクセサリーでよく用いられるシルバーは、酸素と結びつく性質があるため、年月が経つと、色が黒っぽく変色してしまいがちです。

しかし、プラチナは、日常の生活レベルで酸化せず、色が黒っぽくなったり、変色することはありません。

さらに、プラチナは、深く傷ついたり、変形しにくく、シルバーの約2倍の重さがあります。

その代わり、プラチナは高価で、シルバーの30倍以上の価格を示します。

プラチナは、自然界にわずかしか存在しない非常に希少な金属で、化学的に安定した性質から、ブライダルジュエリーでは理想的な素材とされています。

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婚約指輪ではプラチナが多い理由

婚約指輪ではプラチナが多い理由

婚約指輪でプラチナが多い理由には、

  • 見た目の美しさ
  • 耐久性の高さ
  • ダイヤモンドとの相性

など、ブライダルを含めて日常使いに強く、美しさが長く保たれる特徴が揃っているためと考えられます。

「見た目の美しさ」について、プラチナは、結婚式のウェディングドレスや白無垢の白色と相性が良いです。

そのため、プラチナのリングをはめた花嫁姿は、とても美しく映ります。

「耐久性の高さ」については、プラチナは、丈夫な貴金属で、変色もしにくいです。

そのため、

  • 錆びることがなく、年月が経っても変わらず輝き続ける
  • 素材として希少であり特別感を覚えられる

といった具体的な特徴があり、「永遠の愛」などの象徴ともされます。

また、「ダイヤモンドとの相性」については、無色透明のダイヤモンドと、純白なプラチナの輝きは、シンプルに美しく調和します。

日本では、婚約指輪を選ぶ人の92%の人がプラチナを選んでおり(プラチナ・ギルド・インターナショナル)、圧倒的に支持されています。

プラチナが圧倒的に支持されるのは、婚約指輪で、多くのメリットがあるためです。

Pt950・Pt900とは?純度と強度の違い

Pt950・Pt900とは?純度と強度の違い

プラチナの婚約指輪を選ぼうとすると、「Pt950」や「Pt900」という表記に必ず出くわします。

ここでは、「Pt950」と「Pt900」、それぞれの意味と実際の違いについて紹介します。

「Pt950」と「Pt900」の意味

「Pt950」と「Pt900」の意味

「Pt」は、前述の通り、プラチナを示し、「950」や「900」は、プラチナの割合を示します。

なぜ、プラチナの割合を示すのかというと、実は、プラチナの婚約指輪は、すべてプラチナで出来ているわけではありません。

すべてプラチナで作った場合、プラチナの性質上、柔らかく、すぐに変形してしまう指輪になってしまうためです。

しかし、プラチナ以外に、特定の貴金属を少し混ぜると、頑丈で変形しにくくなり、婚約指輪に向いてきます。

そのため、

Pt950は、「プラチナが95%含まれていて、残りの5%は他の金属が含まれていますよ」
Pt900は、「プラチナが90%含まれていて、残りの10%は他の金属が含まれていますよ」

ということを表します。

Pt950とPt900の実際の違い

Pt950とPt900の実際の違い

Pt950とPt900には、実際の違いがほとんどありません。

普段使いをしたり、指輪をアフターサービスのメンテナンスや修理に出したりするようなシチュエーションでも、Pt950とPt900の違いを実感できることはほとんどありません。

しかし、強いて違いを挙げるとすれば、それは、価格とアレルギーです。

価格の違い

価格の違い

Pt950とPt900は、価格が若干異なる場合があります。

それぞれ、プラチナ以外の貴金属で、パラジウムという金属が、良く含まれています。

パラジウムは、プラチナと同様、高価な素材で、価格は常に変動します。

そのため、プラチナとパラジウムは、それぞれ価格の高低が逆転することがあります。

プラチナがパラジウムよりも安価な時はPt950が安くなり、パラジウムがプラチナより安価な時はPt900が安くなります。

それは、Pt950の方がプラチナが多く、Pt900の方がパラジウムが多いためです。

このように、Pt950とPt900の価格は、時によって、それぞれ逆転します。

アレルギー性の違い

アレルギー性の違い

アレルギー性については、どちらかというとPt950がPt900よりも低い傾向です。

Pt900は、Pt950よりも、プラチナ以外の割金の割合が多いです。

そのため、アレルギーの対象となる可能性のある、金属に遭遇する可能性は高いです。

例えば、コバルトやインジウムは、人によって、ややアレルギー反応を示す事例があります。

また、ほんの一部の人は、パラジウムにも、アレルギー反応を示す事例がある印象です。

パラジウムは主流で、コバルトやインジウムも、プラチナの割金に使われる事例があります。

金属アレルギーのある方は、Pt900、Pt950ともに、割金に使われている金属を知っておく必要があります。

しかし、一応、傾向としては、Pt900の方が、割金が多く使われるため、アレルギーの対象となる金属に遭遇する可能性が高くなります。

Pt950とPt900どっちがいい?

Pt950とPt900どっちがいい?

Pt950とPt900はほとんど違いがないため、どちらが良いということがありませんが、主流なのはPt950です。

国際的な広報機関である「プラチナギルドインターナショナル」は、ネックレスなども含むプラチナジュエリーの国際基準をPt950以上と定めており、実際Pt950は、ハイブランドを中心に使用されています。

Pt900は、過去に、Pt850など、Ptの割合の低いプラチナがよく販売されていた時代があり、その時代の名残などもあって、現在も、Pt900は一般的に流通しています。

しかし、世の中のトレンド的には、Pt950の方が合っていると考えます。

プラチナには品質があるって本当?

プラチナには品質があるって本当?

プラチナには、品質があります。

品質が良いプラチナは、頑丈で変形しにくく、深い傷も付きにくい傾向があります。

割金に、パラジウムとルテニウムが多く含まれているタイプのプラチナは、品質が良いです。

特に、ルテニウムが少しでも含まれることで、婚約指輪のプラチナは頑丈になります。

婚約指輪のプラチナは、お店やメーカーによって異なります。

例えば、ハイブランドや、高品質なジュエリーを提供しているショップで購入すれば、品質の良いプラチナ製の婚約指輪が入手できます。

なお、プラチナの中には、

  1. メッキが施されているもの
  2. パラジウムとルテニウム以外の割金が使われているもの

があります。

1の「メッキが施されているもの」は、ロジウムがよく使われており、光沢を出す役割を果たします。

しかし、メッキは時間の経過とともに剥がれるため、品質の劣化が懸念されます。

さらに、ニッケルやカドミウムのメッキがかかっているものには注意が必要で、高いアレルギー性を示すとされています。

また、2の「パラジウムとルテニウム以外の割金が使われているもの」は、全て品質が低いということではありませんが、中には、品質の優れない配合のプラチナが存在します。

そのため、婚約指輪を購入する際は、品質の良いプラチナを使用しているケースが多いことから、ハイブランドや高品質なプラチナを扱うショップを利用することをおすすめします。

婚約指輪はプラチナ以外でもいい?

婚約指輪はプラチナ以外でもいい?

婚約指輪は、プラチナ以外を選んでも問題ありません。

しかし、基本的には、K18ゴールドの素材を選びます。

K18ゴールドは、金が75%含まれているタイプのゴールド素材で、残り25%の割金によって色が変わることから、

  • イエローゴールド
  • ピンクゴールド
  • ホワイトゴールド

の主に3種類に分かれます。

このうち、プラチナに類似しているのが、「ホワイトゴールド」です。

ホワイトゴールドは、海外のブランドでよく使われているゴールド素材で、昔、ゴールドがプラチナよりも安価であった時代には、国内でも重宝されました。

しかし、ホワイトゴールドは、プラチナ以上に、気を付けないといけない素材です。

ホワイトゴールドは、品質が、お店やメーカーによって大きく異なります。

お店やメーカーによっては、経年劣化の可能性のある、メッキでコーティングすることにより白色にしたタイプのホワイトゴールドが、よく取り扱われています。

そのため、品質の良いホワイトゴールドの婚約指輪を入手したい場合は、ハイブランドや高品質なジュエリーを扱うショップを利用することをおすすめします。

また、「イエローゴールド」または「ピンクゴールド」を選ぶと、指輪を身に着けた時の印象やスタイルがガラリと変わります。

イエローゴールドは、クラシックな印象を放ち、美しいゴールドのカラーが、肌によく馴染みます。

また、ピンクゴールドは、女性らしさや可愛らしい印象を引き立て、温かみと肌なじみの良い色合いが魅力的に感じます。

プラチナは、92%の人に選ばれている国内の婚約指輪では主流の素材ですが(「プラチナギルドインターナショナル」調べ)、他のゴールド素材にも、それぞれ魅力があり、選択の余地はあります。

プラチナと他素材の違い

プラチナと他素材の違い

プラチナとゴールド素材は、それぞれジュエリーに用いる素材としての魅力は共通しますが、色、デザイン及び価格に関しては、異なります。

色に関して、プラチナの持つ純白の輝きは、ウェディングドレスとの相性もよい上に、年月が経っても変わらず輝き続けるため、「永遠の愛」を彷彿とさせる特徴があります。

また、デザインに関しても、プラチナのリングはシンプルな傾向で、幅広い婚約指輪のデザインと調和します。

さらに、価格に関しては、プラチナは、ゴールド素材よりも安価です。

プラチナとゴールド素材は、見た目の美しさ、耐久性の高さ、ダイヤモンドとの相性の良さが、類似しています。

しかし、異なる点も多く、プラチナとゴールド素材は、婚約指輪のデザインを構想する際に、決める選択肢になります。

こんな人にプラチナの婚約指輪はおすすめ

こんな人にプラチナの婚約指輪はおすすめ

ゴールドの素材も、ブライダルに適していないわけではありませんが、やはり、プラチナは、ブライダルの雰囲気に、よく似合います。

そのため、プラチナは、

「ゴールド素材はよくわからない」
「ゴールド素材に対して特に気になる点はない」

というような人や、婚約指輪に正統性を求める人におすすめです。

まとめ

まとめ

本記事をまとめると、以下の通りです:

  1. 婚約指輪ではプラチナが多い理由→見た目の美しさや耐久性の高さ、ダイヤモンドとの相性など、ブライダルを含めて日常使いに強く、美しさが長く保たれる特徴が揃っているため
  2. プラチナと他素材の違い→色、デザイン及び価格が異なる。プラチナの純白色は、「永遠の愛」を彷彿とさせる特徴がある。また、幅広い婚約指輪のデザインと調和し、ゴールド素材よりも安価。
  3. こんな人にプラチナの婚約指輪はおすすめ→「ゴールド素材はよくわからない」、「ゴールド素材に対して特に気になる点はない」というような人や、婚約指輪に正統性を求める人

プラチナは、婚約指輪には欠かせない素材です。

海外では、イエローゴールドの指輪が好まれることもありますが、プラチナは、色や婚約指輪のデザインとの相性、価格の面から、国内では圧倒的に支持されています。

そのため、ゴールドの素材に対して、特に気になる点はなく、強いこだわりや条件がなければ、そのまま素直に、プラチナを選んでも良いと思います。

しかし、プラチナを選ぶ時は、「Pt950」と「Pt900」の説明に遭遇するため、それぞれの意味や違いについて、ある程度知っておいても、損はないと思います。

「Pt950とは何か?」を少しでも知っていれば、プラチナについての理解がより深まり、婚約指輪の店舗検索などにも役立つかも知れません。

婚約指輪を購入後に探す結婚指輪では、ゴールド素材を選ぶ人は増えるものの、プラチナが基本素材であることに変わりありません。

プラチナは、ブライダルジュエリーにおいて、全体的に重宝されており、間違いのない素材です。

ぜひ、プロポーズで素敵なリングを、彼女にお贈り下さい!

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