「アクセサリー」と「ジュエリー」の違いとは?婚約指輪・結婚指輪・宝石選びで知る本当の意味とその価値
- 2025.04.14
- コラム

婚約指輪や結婚指輪を選ぶとき、『普段つけているアクセサリーと何が違うんだろう?』と思うことはありませんか?
アクセサリーとジュエリーは、価値や意味が大きく異なります。
それぞれの言葉が指す、装身具とその作りには、明確な違いがあります。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
婚約指輪・結婚指輪は、単なるファッションアイテムではなく、一生の記念となる特別なジュエリーです。
この記事では、アクセサリーとジュエリーの違いを解説しながら、婚約・結婚指輪を選ぶ魅力をお伝えします!
目次
アクセサリーとジュエリーの違い
アクセサリーとジュエリーは、よく混合されがちです。
しかし、それぞれには、明確な違いがあります。
アクセサリーとは?
「アクセサリー」は、幅広く使われている言葉です。
専門店や雑貨店などで、よく「アクセサリー」の表示があります。
では、「アクセサリー」は、具体的にどういったものを指すのでしょうか?
①服装に合わせて楽しむファッションアイテム
アクセサリーの定義は、個人のルックスを作るものです。
個人のルックスを成り立たせ、自分の個性を表現することに、目的があります。
そのため、時計や帽子、ベルトなども、デザインの視点ではアクセサリーです。
それぞれ、個人のルックスを作る装身具として活躍します。
②素材の自由度が高く、比較的安価
アクセサリーは、素材に決まりがありません。
そのため、入手しやすい素材を使って、安価に作られます。
例えば、
- シルバー
- チタン
- 真鍮(銅と亜鉛の合金)
- ステンレス
- K10ゴールド
- その他合金
など、一般的に入手しやすい素材が多く使われます。
輝く部分も、
- ジルコニア
- ガラス
- 水晶
のように、入手しやすい素材を使います。
③安価で気軽に購入できる
アクセサリーは、気軽に購入でき、ファッションとの組み合わせを楽しめます。
種類も多く、日々の服装と合わせるために、数を取りそろえることも容易です。
ジュエリーとは?
対してジュエリーは、色々と範囲が限られます。
具体的に、どういったものを、ジュエリーと呼べるのでしょうか?
①存在するだけで価値のあるお守り
ジュエリー(Jewelry)は、実用性を求めないことや、個人的に思いあるシンボルやステータスを示す意味があります。
ジュエリーは本来、「身に着けやすさ」や「つけ心地」といったアプローチはしません。
芸術で評価されるようなデザインを施して、幸運をもたらすお守りとしての役割も果たします。
ジュエリーは、自然が織りなす花や木々、食料作物、動物などの洗練されたモチーフを加えて、気分がポジティブに向かうようなデザインを施します。
②希少な素材と宝石を使用した装身具
ジュエリー(宝飾品)は、希少な素材を使って作られます。
希少な素材は、錆(さ)びたり変色せず、耐久性の高い素材が使われます。
具体的に、
- プラチナ(Pt)
- K18ゴールド(Auが主)
などを使います。
輝く部分には、硬くて表面が磨かれた、天然で希少な宝石を使います。
具体的に、
- ダイヤモンド
- ルビー
- サファイア
- エメラルド
などを使います。
(引用:日本ジュエリー協会)
③価値が高く、世代を超えて受け継がれる
ジュエリーは、作り手のこだわりと素材の特徴から、世代を超えて受け継がれます。
特に宝石は、時代が移り変わっても、魅力は落ちません。
ジュエリーの素材・品質
ジュエリーに使われる最もポピュラーなの素材が、プラチナ(Pt)とゴールド(K)です。
たとえば、Pt950とは、純度95%のプラチナを意味し、残りの5%にはパラジウムやルテニウムといった硬さや耐久性を高める金属が含まれています。
これらの貴金属は合金として加工されることで、ジュエリーとしての強度を持つのです。
一方で、ゴールドにはK18(18金)があり、「K」はカラット(純度)を示します。
K18は75%が純金で、残り25%は銀や銅などが含まれています。
このような純度の違いは、価格だけでなく、色味や強度に関係します。
例えば、K18よりも貴重な、K24の純金があります。
しかし、K24はすぐに変形してしまうため、ジュエリーではK18が好んで使われます。
このように「見た目がきれい」という印象の裏には、地金の合理的な品質があるということも、ジュエリーならではの特徴です。
婚約・結婚指輪の位置付け
婚約・結婚指輪は、主にプラチナとダイヤモンドで作られる、ブライダルジュエリーです。
婚約・結婚指輪は、初めて触れるジュエリーになる人が多いです。
婚約指輪はダイヤモンド選びに注力するジュエリーです。
一方、結婚指輪はシンプルなデザインの中で工夫を凝らすジュエリーになります。
「婚約・結婚指輪=特別なジュエリー」である理由
大切な意味合い
婚約・結婚指輪には、個人的に大切な意味やステータスを表現することや、記念のシンボルとしての役割があります。
ブライダルは、人生の転機で、大切なイベントです。
二人のリングには、「婚約の証」や「結婚の象徴」、個人的なストーリーなどの思いを込めます。
素材がもたらす「特別感」
婚約・結婚指輪は、素材の希少さから受け継がれることを考えられた、特別なジュエリーです。
プラチナとダイヤモンドは、ともに耐久性が高く、経年劣化もしないため、末永く愛用できます。
婚約・結婚指輪が「プラチナ」で作られる理由
耐久性の高い素材には、他にゴールドがあります。
しかし、なぜプラチナが良いのかというと、純白の輝きが、ウェディングドレスや白無垢の白色と相性が良いからです。
プラチナは錆びることがなく、年月が経っても変わらず輝き続けるため、ブライダルに最適です。
婚約&結婚指輪のお悩みは、ぜひご相談を。
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アクセサリーとの「体感的な違い」を知る
アクセサリーとジュエリーは、実際に手に取ることで、明らかな違いを体感できます。
どのような違いがあるのかを、分かりやすくまとめてみました。
実際に「手に取ると違いが分かる」
婚約・結婚指輪は、アクセサリーと重さが違います。
婚約・結婚指輪を初めて手に取った時、小さい指輪ながらも、やや重量感を感じられます。
また、婚約・結婚指輪のダイヤモンドは、輝きが違います。
本格的なダイヤモンドは、カット面が繊細に加工されており、動かすと鋭く輝いて光の反射が圧倒的に違います。
素材を比較
実際に、シルバーとアクセサリーの素材を比較してみます:
白色系の金属:
シルバー(アクセサリー)→変色しやすい
プラチナ(ジュエリー)→変色しない + シルバーの約2倍の重さがある
ゴールド系の金属:
10金(アクセサリー)→金の含有量が低く、カラーが薄めで軽い。
18金(ジュエリー)→金の含有率が高く、深みのある色合い
素材の色と光沢:
メッキ(アクセサリー)→変色や剥がれなどの経年劣化する
プラチナ・ゴールド(ジュエリー)→変色せず経年劣化しない
輝く宝石:
ジルコニア(アクセサリー)→ダイヤモンドに一見似ているが、輝きが単調 + 経年劣化する
ダイヤモンド(ジュエリー)→光の屈折率が高く、どの角度から見ても輝く + 経年劣化しない
以上を見ると、ジュエリーは、色や重量、耐久性などが優れています。
試着することで、アクセサリーとの違いを実感できる
「服に合わせるアクセサリーと、一生モノのジュエリーの違い」を、試着で体感できます。
アクセサリーとジュエリーは、耐久性が違います。
試着することで、ジュエリーの丈夫さを体感できます。
また、職人によるディテールの仕上がりは、ジュエリーが優れています。
ジュエリーには、特別な加工技術が必要で、
- プラチナやゴールド→光沢が優れる
- ダイヤモンド→セッティングが精密
のように、熟練した職人技が見られます。
ジュエリーを着けたことが無い方でも、アクセサリーとジュエリーを同時に身に着ければ、
「軽いリング」
又は
「しっかりして美しいリング」
と、はっきり区別できると思います。
刻印が示す「ジュエリーの証」。見分けのポイントに
ジュエリーには、「刻印」がよく入っています。
刻印は、製品に使われている素材や純度を明示するために打たれます。
たとえば、「Pt950」や「K18」などの刻印は、プラチナや金が高純度で含まれていることを示します。
一方で、「SV925」と表記されれば、それは銀(シルバー925)を表し、アクセサリーによく記載されます。
一見プラチナに見えるもでも、表面にロジウムをコーティングして光沢を出しているなど、中身はSV925である場合もあります。
刻印は非常に小さく、指輪やブレスレットの内側、ピアスの裏側、ネックレスの留め具近くなど、目立たない場所に施されています。
しかし、ジュエリーかアクセサリーかを判断するうえで、大切な情報です。
まとめ
婚約・結婚指輪は、普段つけているアクセサリーと明確な違いがあります。
明確な違いを知ると、婚約・結婚指輪の魅力を実感できます。
アクセサリーとジュエリーの違いは、次の通りです:
-アクセサリー:
--個人のルックスを作る装身具
--安価な素材で作られる
--気軽に楽しめる
-ジュエリー:
--個人的に存在するだけで価値のある装身具(「お守り」のでもある)
--希少な素材で作られる
--受け継がれる
ジュエリーは、単純に金やプラチナというわけではなく、他の金属も混ぜて、強度や色味を上げています。
また、婚約・結婚指輪は、プラチナとダイヤモンドで主に作られるブライダルジュエリーに位置付けられます。
婚約・結婚指輪は、個人的に大切な意味やステータスを示すことや、記念のシンボルとしての役割があり、年月が経っても変わらず輝き続けるプラチナが使われます。
婚約・結婚指輪を、アクセサリーと比べると、体感的に次の違いがあります:
-①手に取った時の重量感とダイヤモンドの圧倒的な輝き
-②素材そのものの違い:
--金属、素材の色と光沢、宝石…etc.
-③耐久性と職人技によるディテールの違い
ジュエリーとアクセサリーは、「刻印」で、違いを判別します。
婚約・結婚指輪は、実際に試着してみると、写真だけではわからない魅力が伝わります。
ぜひ、お店で、婚約・結婚指輪を手に取ってみてくださいね!
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