結婚指輪はなぜ高い?価格の理由と相場、できるだけ負担を抑えて選ぶ方法を解説
- 2026.03.12
- コラム

プロポーズを受けた後、結婚指輪を探し始めて指輪の価格を初めて見たときに、「思っていたより高い」と感じた方は少なくありません。
日常的に身に着けるリングでありながら、数十万円になることも多く、「なぜ結婚指輪はここまで高いのだろう?」と疑問に思うことがあると思います。
結婚指輪の価格は、単に素材の値段だけで決まっているわけではありません。
毎日身に着け続けることを前提とした作りや耐久性、製作工程、アフターサービス、人気のブランドなど、いくつかの要素が重なって価格が決まっています。
こんにちは。チャームスジュエリーです。
この記事では、結婚指輪が高いと感じられる背景や価格の仕組みを整理しながら、納得して選ぶための考え方と、負担を抑えて購入する方法についてわかりやすく解説します。
読み終える頃には、「なぜこの価格なのか」と「自分たちはどう選べばいいのか」が具体的に見えてくるはずです。
目次
結婚指輪とは何?なぜ特別な指輪といわれるのか

結婚指輪(マリッジリング)は、挙式の際の指輪交換で必要な指輪で、結婚後は、夫婦両方が「結婚の証」として身に着ける指輪です。
指輪交換は、ブライダルで必ず行うというものではありませんが、中世のヨーロッパからはじまり、国内にキリスト教式の結婚式が伝わったと同時に入ってきた、広く受け入れられている儀式や慣習です。
また、結婚指輪は、結婚後に、夫婦両方が日常でも着用します。
結婚指輪には、お二人にとって意味のある思い出を共有できたり、デザインによっては、ダイヤモンドが繊細に美しく輝くジュエリーとしても、楽しむことが可能です。
そのため、結婚指輪は、様々な役割を持ち、長く愛用することを前提に作られます。
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結婚指輪の相場はどれくらい?

ゼクシィ結婚トレンド調査(2024、全国推計値)によると、男性及び女性用のリング2本の場合、結婚指輪の平均価格は29.7万円となっています。
結婚指輪は、男性及び女性用のリング2本で20~25万円の間で販売される商品もあれば、女性用のリング1本のみで100~200万円の間で販売される商品もあります。
しかし、実際に購入されている男女ペアの結婚指輪の価格帯別の割合を見ると、以下の表のようになります:
| 価格帯 | 割合(全国推計値) |
|---|---|
| 5万円未満 | 0.8% |
| 5~10万円未満 | 0.7% |
| 10~15万円未満 | 5.8% |
| 15~20万円未満 | 6.1% |
| 20~25万円未満 | 24.2% |
| 25~30万円未満 | 18.4% |
| 30~35万円未満 | 19.4% |
| 35~40万円未満 | 4.2% |
| 40~45万円未満 | 8.4% |
| 45~50万円未満 | 2.3% |
| 50万円以上 | 9.8% |
表を見ると、半分以上の人が、20~35万円未満で購入していることがわかります。
なお、男性用と女性用のリングを別々で見ると、
男性用のリングの平均価格は13.7万円
女性用のリングの平均価格は16.1万円
となります。
婚約指輪の平均価格は、全国規模で39万円のため(「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」、全国推計値)、結婚指輪は婚約指輪ほど高額ではありません。
しかし、結婚までに購入経験のある人が多い、一般的なアクセサリーなどでは、10万円を超える商品は少ないため、ジュエリーを初めて購入する人にとっては、基本的に1本で10万円を超える結婚指輪は高額に感じると思われます。
結婚指輪が高いと感じる主な理由

結婚指輪は「一生モノ」と言われ、長く愛用できることを前提に作られます。
そのため、アクセサリーとして購入するようなリングとは異なり、長く愛用できるように、素材や宝石、作りが、高級感のある内容になります。
ここでは、具体的に、結婚指輪の価格が高くなる要因を4つ紹介します。
① 貴金属価格の上昇(プラチナ・ゴールド)

結婚指輪は、高価な貴金属を使い、その上貴金属の価格が上昇しているため、高額です。
一般的なアクセサリーでは、シルバーや金含有量の低めなK10ゴールドなどを用いますが、結婚指輪では、プラチナや金含有量の高めなK18ゴールドを用います。
2026年3月現在、同系色のプラチナは、シルバーのおおよそ20〜30倍ほどの値段です。
さらに、K18ゴールドは、プラチナよりも高額です。
そのため、結婚指輪の価格は、一般的なアクセサリーと比べると、大きく価格に差が開きます。
さらに、現在、プラチナとゴールドの価格は上昇しています。
例えばゴールドは、2023年に比べると、現在は2倍以上に高騰しています。
そのため、結婚指輪は高価である上に、現在も価格が上昇しています。
② ダイヤモンド

結婚指輪は、デザインによって、宝石の中でも比較的高価なダイヤモンドを使うため、高額になります。
一般的なアクセサリーでは、ジルコニアなど、入手しやすい石を用いたりしますが、結婚指輪には、希少性の高いダイヤモンドを使用します。
天然のダイヤモンドは耐久性が高い上に、輝きも美しいことから、資産性があります。
そのため、結婚指輪は、一般的なアクセサリーよりも高額になります。
③ 職人による製作工程

結婚指輪は、製作に特別な技術が必要となるため、高額です。
結婚指輪に使われるプラチナは、一般的なアクセサリーで使われるシルバーなどの素材よりも、素材の硬さなどから取り扱いが難しく、製作に専門的な技術が必要です。
例えば、結婚指輪が綺麗になるようにプラチナを仕上げたり、ダイヤモンドをセッティングする石留めの技術には、ジュエリーの職人による技術が必要です。
プラチナは、ジュエリーの中でも取り扱いの難しい素材のため、結婚指輪の製作上、プラチナを扱える職人は限られます。
そのため、結婚指輪には製作にコストがかかることから、高額になります。
④ ブランド価値

これは一部の結婚指輪のみに該当することですが、ブランドで購入する結婚指輪は、高額になります。
ブランドは、市場で販売されている結婚指輪とは区別できる商品を販売している店舗で、海外のハイブランドを中心に指します。
ブランドには、長い歴史と、王侯貴族に認められてきた実績などがあり、指輪のデザインとクオリティの水準が高いです。
さらに、知名度の高いブランドほど、宣伝広告などに力を入れる傾向があり、その分のコストもかかってきます。
そのため、ブランドで購入する結婚指輪は、指輪の作りが精巧で良質な素材を使って作られ、購入後も資産価値があることから、高額になります。
⑤ アフターサービス

結婚指輪には、アフターサービスが基本的に必要なため、高額です。
一般的なアクセサリーでアフターサービスがあることは一部ですが、結婚指輪では、アフターサービスがあるケースがほとんどです。
結婚指輪は、長く愛用することを前提に購入されているため、指のサイズ変化や、汚れや傷などに対応するサービスが、店舗ごとに行われています。
例えば、指のサイズが変わってしまったら、店舗によっては、回数制限付きで、指輪のサイズ変更を無料で行ってもらえます。
また、長期間の使用により汚れが付着して、輝きが減ってしまった指輪も、無料でクリーニングしてもらえることが多いです。
そのため、結婚指輪は購入後のことも考えてサービスが考えられていることから、高額になります。
安い結婚指輪はある?価格を抑えた選択肢

実際に結婚指輪は、低価格帯の商品が販売されています。
全国の平均価格は、男女ペアで29.7万円でしたが、20万円台前半や、それ以下で販売されているケースもあります。
ただし、それらの安い結婚指輪を購入するには、いくつかの注意が必要です。
それぞれを紹介します。
素材に注意

結婚指輪の素材はプラチナやゴールドが基本ですが、
- シルバー
- チタン
- K18未満のゴールド
を使って作られる商品には注意しなくてはいけません。
いずれの素材も、プラチナやゴールドに比べて、結婚指輪の値段を大きく下げられます。
しかし、まずシルバーには、変色しやすい性質があるため、注意しなくてはいけません。
もしシルバーを選ぶ場合は、変色することを前提にデザインを選ぶ必要があります。
例えば、表面が滑らかでシンプルな甲丸などのリングは、シルバーの変色が目立ちにくい傾向ですし、ディテールまでこだわったデザインや宝石があしらわれたデザインなどは、変色の部分が目立つ可能性があります。
また、チタンは、変色はしないため、シルバーのように注意する必要はありませんが、プラチナのような重厚感がない上に、シルバーよりも安価な素材です。
そのため、長く愛用する結婚指輪において、ジュエリーとしての資産性がないことに注意しなくてはいけません。
最後にK18未満のゴールドは、シルバーほど変色はしないですし、ゴールドが含まれているため、多少は資産価値があります。
しかし、K14までは結婚指輪に使われるケースがあるものの、K10などは、ゴールドの含有量が半分以下までに下がり、ジュエリーとしての資産性がやや下がってくるため、注意しなくてはいけません。
そのため、プラチナやK18ゴールド以外の結婚指輪は、外観が変化してしまったり、長く愛用できる役割を果たせなくなる可能性があるため、注意が必要です。
なおプラチナにも、Pt950やPt900のように、プラチナの含有量の異なる素材が販売されています。
しかし、Pt950やPt900であれば、金属アレルギーなどを除き、素材の性質にほとんど違いがないため、どちらを選んでも大丈夫です。
もし金属アレルギーのある方は、プラチナ以外に含まれている割金の種類を確認するようにして下さい。
耐久性に注意

結婚指輪には、耐久性の違いがあり、注意する必要があります。
耐久性は、主にリングの厚さを指し、結婚指輪の見た目などにはあまり関係しませんが、長く着用していると問題が生じてきます。
そもそもリングの厚さとは、指輪を円形視点で見た際のリングの幅です。
リングの厚さは、サイズで言うと最低でも1.4ミリ程度で、感覚としては「リングの輪が歪みにくいな」と感じるほどのボリューム感が必要です。
しかし、1ミリ前後や1ミリ以下で、「薄いな」と感じるほどのボリューム感の場合は、耐久性が低く、長く着用していると問題が生じてきます。
結婚指輪の耐久性が低い場合、着用中に何らかの衝撃や負荷が指輪にかかると、変形して歪む可能性があります。
もしリングが歪んだ場合、修理に出さなくてはいけませんし、ダイヤモンドが留まっているデザインであれば、石外れが起こる可能性もあります。
そのため、耐久性の低さは、結婚指輪が長く愛用できる役割を果たせなくなる原因になるため、注意が必要です。
リングに厚みがあり、耐久性のある指輪がどのようなものなのかをしっかりと把握したい場合は、一度、ブランドを訪れて、結婚指輪を見てみると、感覚を掴むことができます。
結婚指輪をできるだけ安く購入する方法

結婚指輪をできるだけ安く購入する方法として挙げられるのは、
- ダイヤモンドの量を絞ること
- リング幅を抑えること
- 既製品を選ぶこと
などです。
それぞれを詳しく紹介します。
ダイヤモンドの量を絞る

ダイヤモンドの量を絞ることで、結婚指輪を安く買いやすくなります。
ダイヤモンドは、装飾が多いほど、好まれやすいデザインになるのは事実ですが、結婚指輪の場合、ダイヤモンドの装飾は少なくても、問題はありません。
結婚指輪は、挙式における指輪交換や、お互いに二人の思い出を共有することなどが基本的な目的となってきます。
ダイヤモンドのあしらいが少ない結婚指輪は、「ワンメレ」と言われるダイヤが1粒のみあしらわれた指輪などが定番で、指輪がキラッと輝く程度に、ダイヤモンドがさりげなくあしらわれます。
ダイヤモンドの装飾が少なめな結婚指輪は、上品に身に着けられるメリットがあります。
仮に、「ダイヤモンドがたくさんあしらわれたリングが欲しかった」と後悔しそうになることがあったとしても、結婚後の結婚記念日などに、エタニティリングを購入することなどもおすすめです。
そのため、もし結婚指輪の価格が高いと感じるのであれば、ダイヤモンドの量を絞って、価格を下げることを考えてみると良いのではないかと思います。
リング幅を抑える

結婚指輪のリング幅を抑えることで、結婚指輪を安く購入しやすくなります。
リング幅は、結婚指輪のつけ心地や身につけた時の印象を変えるため、選ぶ際の大切なポイントとなってきますが、その中で、リング幅を抑えるという選択を取ると、価格を下げられます。
リング幅が大きい場合、男性にとっては、カジュアルな印象の傾向が強くなるため、好まれることが多いです。
また、女性にとっても、指輪がゴージャスになったり、存在感や安定感を覚えやすい状態になるため、進んで選ぶ人がいます。
しかし、リング幅が小さい場合でも、指馴染みが良くなったり、つけ心地も軽やかになる特徴があります。
女性にとっては、リング幅が小さい指輪は、身につけると繊細な印象になるため、人によっては、その方が好みの場合があります。
また、男性用のリング幅の場合、2.0ミリ台後半から3.0ミリ以上の幅広な指輪がよく好まれますが、実際は、2.5ミリ程度に抑えても、違和感なく着用できます。
平打ちなどの、表面がフラットで直線的なフォルムのデザインが定番で、身につけるとスタイリッシュな印象になっておすすめです。
女性用のリング幅の場合は、2.0〜2.5ミリの間で安定感のある指輪がよく好まれますが、2.0ミリ近くに抑えても、違和感なく身につけられます。
リング幅を減らすと、近年高騰中のプラチナやゴールドの使用量を抑えられます。
実際のところ、リング幅においては、男性用のリングでいかに抑えるのかが重要になり、適度な男性用のリング幅を選ぶことで、男女ペアの価格を抑えられます。
一応女性用のリングでも、手や指の大きさとのバランスが良いリング幅を選ぶのが良いですが、リング幅を抑えられると、価格をやや下げられます。
そのため、結婚指輪の価格が高いと感じる場合は、リング幅をよく検討してみることがおすすめです。
既製品を選ぶ

なるべく既製品を選ぶようにすることで、結婚指輪を安く購入しやすくなります。
結婚指輪は、すでに作られた既製品を選ぶスタイルから、オーダーメイドで自分好みのデザインにしてもらうスタイルまでと幅広いです。
しかし、なるべく決められた既製品のデザインを選ぶようにすると、価格を抑えられます。
デザインは、結婚指輪を選ぶ際の重要なポイントであり、「既製品にはない自分オリジナルのデザインにしたい」という人は多くいます。
しかし、既製品の結婚指輪は、長く着用する上で好まれることを前提にデザインされており、各店舗のラインナップとして相応しくなるよう、よく考えてデザインされた商品が多いです。
そのため、既製品の商品を選んだとしても、満足度が下がるようなことは、特にないと思われます。
ただし、既製品を選ぶ際は、二人の好みのデザインを把握しておくことが重要です。
結婚指輪には様々なデザインがあり、実際に身につけると、デザインの細かな違いで、身につけた際の印象が変わります。
そのため、既製品を選ぶ際は、ダイヤモンドのあしらわれ方やリング全体の形、素材、リングの細かな装飾などの好みを、ある程度把握できると良いです。
よろしければ、以下の記事で結婚指輪の種類をまとめていますので、好みのデザインを探す上での参考にしてみて下さい:
オリジナル性に特別なこだわりのない場合は、デザイン料などのかからない、既製品を、各店舗から選んでみてはいかがでしょうか?
まとめ

結婚指輪には、キリスト教由来の伝統があり、結婚式以外にも、一生モノのジュエリーとして、日常的に身につける慣習があります。
そのため、結婚指輪は、結婚するまでに購入していたアクセサリーなどとは、貴金属や宝石、作られ方、ブランドが異なり、価格に大きな差があります。
しかしそれでも、結婚指輪には、安価で販売されている商品があることも事実です。
ですが、安価で販売されている商品には、素材や耐久性などの品質の点を、注意して確認する必要があります。
そのため、一般的な結婚指輪の予算を準備するのに少し届かないというような場合、私どもがおすすめするのは、ダイヤモンドを絞ったり、リング幅を抑えたりするなどの選択を取ることで、指輪の価格を抑えることです。
女性にはダイヤモンドの多い指輪が、男性にはリング幅の広い指輪が人気であることは事実ですが、挙式での指輪交換では、ダイヤモンドの装飾やリング幅などは関係しません。
また、ダイヤモンドの量を抑えたり、リング幅を抑えたりすることは、結婚後の日常的な着用に、支障をきたすこともありません。
もし、「ダイヤモンドの装飾が多く華やかなリングが欲しい」と感じたり、「幅広でカジュアルなリングが欲しい」と感じることがあれば、結婚記念日などの特別な日をきっかけに、何年後かに購入を検討してみると良いのではないかと考えます。
そのため、結婚指輪を選ぶ際は、上手く、価格を抑えられるように選べると良いのではないかと思います。
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